因縁のダービー初勝利のグアルディオラ「今日はボールを使ったレッスンをした」と満足感を示す

2016年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「とても幸せだ」(グアルディオラ)

モウリーニョから通算8勝目を挙げたグアルディオラ。試合後にはチームのパフォーマンスを喜んだ。 (C) Getty Images

 現地時間9月10日、プレミアリーグ第4節でマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが対戦。今シーズン初のマンチェスター・ダービーは2-1でシティに軍配があがった。
 
 前半はシティがボールを支配し、15分にケビン・デ・ブライネが先制ゴールを決め、36分にはケレチ・イヘアナチョのゴールでリードを広げた。
 
 42分にイブラヒモビッチのゴールで1点差に詰め寄られた後半はユナイテッドが猛攻を続けたものの、シティはリードを守りきった。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、試合後に宿敵から手にした勝利に満足感を示した。
 
――◇―――◇――
 
「とても幸せだよ。試合はオープンなものになったし、ファンは楽しんでくれたと思う」
 
「前半はとても良かった。前半終了間際のズラタン・イブラヒモビッチのゴールはファンタスティックだったよ。相手は後半にシステムを変えて、ポグバとフェライニをより前に置いたことで、より強いチームになった」
 
「後半はよりオープンな展開で、カウンターアタックが多かったね。3対3、4対4や5対5になった場合、自分たちが有利になるようにプレーすべきだ。なぜなら、最終的に何が起こるか分からないからだ」
 
「我々はボールを常に持っていたし、ボールを奪われたら、すぐに奪い返した。オールド・トラッフォードに来て、ユナイテッドを圧倒するなんてことは不可能だよ」
 
「クラウディオ(・ブラーボ)のプレーは、私が見てきたパフォーマンスの中でも、最高の一つだった。前に出てきてプレーするゴールキーパーが好きなんだ。失点した後も、同じようにビルドアップして、前に出てロングボールを拾いに行っていた」
 
「サッカーとはミスをどのように対処し、個性を見せるものだ。彼はずっと同じプレーを続けていたし、それに大きな意味があった。前半のプレーが良かったのは、クラウディオのお陰だ。キーパーが攻撃的なボールを出すことが好きなんだ」
 
「もちろん、後ろで回すことはリスキーなことでもある。仮にボールを失えば、失点する恐れもある。でも試合はコントロールできるんだ。私はイングランドで最後の日を過ごすまで、ボールを使ってプレーするサッカーを心がけるよ。今日はボールを使ったレッスンをしたつもりだ」

【プレミアリーグPHOTO】因縁のマンチェスター・ダービーはグアルディオラの率いるシティに軍配!
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