【J1展望】広島×大宮|逆転優勝の可能性を懸けて――。サンフレッチェはカープに続けるか?

2016年09月09日 サッカーダイジェスト編集部

広島――塩谷が故障から復帰。森﨑浩、皆川も好調を維持する。

故障者/広島=佐々木、宮吉、川﨑 大宮=加藤順、和田
出場停止/広島=なし 大宮=なし

J1リーグ・2ndステージ11
サンフレッチェ広島 – 大宮アルディージャ
9月10日(土)/19:00/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(10節終了時):8位 勝点17 5勝2分3敗 18得点・12失点
年間成績(27試合終了時):4位 勝点46 13勝7分7敗 50得点・30失点
 
【最新チーム事情】
●8月30日に負傷した塩谷が復帰。
●ルヴァンカップで得点を決めた森﨑浩、皆川が好調を維持。
●カープの緒方監督とシーズン前に会食した時、森保監督が「広島力」を強調。
●守護神・林は「すべてのシュートを自分が止める」とステージ優勝に向けて意気込む。
 
【担当記者の視点】
 優勝目前のプロ野球・広島カープの話題で持ち切りの広島ではあるが、サンフレッチェも「十分に逆転優勝の可能性があるから、と選手たちには言いました」と森保監督は言う。実際、残り7試合でチャンピオンシップ出場圏内の年間3位(鹿島)まで7ポイント差。第2ステージも首位・川崎まで5ポイント差につけ、上位チームとの直接対決も残している。
 
 負傷でルヴァンカップ準々決勝を回避した塩谷が復帰し、度重なる足の怪我に苦しんでいた森﨑浩もカップ戦で見事なFKを叩き込んだ。また途中出場ながら皆川もゴールを決めるなど、大敗のG大阪戦から様々な収穫を得たことも間違いない。「とにかく、目の前の試合=大宮戦に勝つことしか、考えていない」と柏も強い口調で言い放った。6失点の大敗から立ち直り、奇跡的な優勝に向かって前を向く。

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