【ルヴァン杯】カイケの一発で横浜がベスト4! アウェーゴールで大宮を退ける

2016年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半終了間際にカイケの右足が炸裂!

カイケの強烈な右足が火を噴いた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[ルヴァンカップ準々決勝・第2戦]横浜1―0大宮/9月4日(日)/ニッパツ三ツ沢球技場
 
 ルヴァンカップ準々決勝の第2戦が9月4日、各地で行なわれた。ニッパツ三ツ沢球技場では横浜と大宮が対戦。第1戦を1-2とで落としていた横浜が、このホームゲームを1-0で制し、アウェーゴールの差でベスト4へ駒を進めた。
 
 横浜の決勝点が生まれたのは、前半終了間際だった。45+1分、左サイドの齋藤から横パスを受けたカイケが、エリア外で右足を一閃。強烈なシュートが、GK塩田の手を弾いてネットに突き刺さった。
 
 横浜は後半開始早々にもマルティノスがGKと1対1の決定機を迎える。しかし、このチャンスは、GK塩田のファインセーブに防がれてしまった。
 
 すると、その直後の47分、今度は大宮が決定機を迎える。ダイレクトパスで右サイドを抜け出したマテウスが、エリア内に侵入してシュート。だが、今度は横浜のGK榎本が好セーブを見せてゴールを許さなかった。
 
 大宮はさらに57分、泉沢のミドルのこぼれ球にムルジャが反応して決定機を迎えるが、シュートが右に外れてゴールを奪えない。
 
 その後も大宮は主導権を握ってサイド攻撃でチャンスを作ったが、ラストパスの精度が低く、良い形でフィニッシュに持ち込めない。
 
 対する横浜は最後のところで身体を張って撥ね返しながら、カウンターで追加点を狙った。終了間際には交代出場の天野がバー直撃の惜しいシュートを放ったが、これもネットを揺らすまでには至らなかった。
 
 結局、両チームともチャンスをものにできないまま試合は終了。第2戦を1-0で勝利した横浜が、2戦合計2-2のタイスコアながら、アウェーゴールの差で準決勝に駒を進めた。
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