ウルグアイ撃破に導いたメッシ。「みんなの愛に感謝」と代表引退撤回の理由を明かす

2016年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「騙そうとしたわけじゃない」と語ったメッシ。

南米予選では4連勝を飾り首位に浮上したアルゼンチン。その中心にいたのはやはりメッシだった。 (C) Getty Images

 9月1日(現地時間)、2018年ロシア・ワールドカップ南米予選7節が各地で行なわれ、アルゼンチンはリオネル・メッシの決勝ゴールでウルグアイを1-0で下した。
 
 チリにPK戦の末に敗れ、準優勝に終わった6月のコパ・アメリカ・センテナリオ終了後に代表引退を宣言していたメッシ。しかし、その後、新監督となったエドガルド・バウサと会談し、8月12日には代表引退を撤回。
 
 そんな"復帰戦"でメッシは先発フル出場。前半43分には左足のミドルシュートでネットを揺らし、スタジアムに歓喜をもたらしたのだ。
 
 殊勝の活躍で、アルゼンチンを予選首位に浮上させたメッシは試合後、「あの時、僕は失望していた。とてもショックで、もう一度初めからやり直すのは困難だった。だから永遠に戻ってくることはないと思っていた」と、代表引退の理由を明かした。
 
 しかし、メッシは「みんなの声援と愛に感謝している。今日は応援をされるとは思っていなかった。代表引退はみんなを騙そうとしたわけじゃない。あの時に感じたことを言っただけだ。いつも僕に理解を示してくれるブエノスアイレス、コルドバ、メンドーサ、全国の人々の愛情によって、代表に残ることが良いと思ったんだ。今日は特別な日になったよ」とホームのファンの大歓声に対して、感謝を口にした。

 また、この試合がアルゼンチン代表での初采配となったバウサ監督は「ライバルのウルグアイに勝つのは義務で、私にとっては難しい初陣となったけど、私はとても満足している。チームは守備的に上手く振る舞ってくれた」と、初白星を手にしたことを喜んだ。
 
 
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