【日本代表】本田へのアシストは「そこらへんに蹴っておけば、なにかが起こる」と清武。ただ決定機逸に「あれは決めないと」と反省

2016年09月01日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「次は本当に勝てるように、みんなで準備していきたい」。

左ウイングで先発し、FKから本田のゴールをアシスト。試合に勝てず、表情は曇りがちだったが、香川(10番)とは絶妙なコンビネーションを披露。交代するまで躍動感溢れるプレーを見せた。(C)SOCCER DIGEST

 結果がついてこなかっただけに、表情は曇りがちだ。
 
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「少し不運な点もありましたけど、負けは負けなので。残念だし、修正するところはたくさんある。試合が続くので、切り替えてやりたい」
 
 明らかに日本に不利なジャッジをした審判に関しては、「別にレフェリーのせいじゃない」ときっぱり。「決めるところで決められなかったシーンもあった」と、敗因は自分たちにあると潔く受け止めた。
 
 自身は56分に酒井高のクロスに飛び込み、触れば1点、という場面で合わせることができなかった。
 
「あれは決めるべきだった。あれを決めないと、こういう結果になる」
 
 もっとも、11分には正確なFKで本田の先制点をアシスト。決定的な仕事に絡んでみせた。
 
「セカンドポスト(ファー)が常に空いていると分析していて、そこらへんに蹴っておけばなにか起こるかな、と」
 
 試合2日前の合流だったが、先発出場を果たし、躍動感あるプレーを披露した。次のタイ戦に向けても「コンディションは大丈夫。ただ、誰が出ても試合に勝たなくてはならない。今日は負けたけど、次が大事になってくる。次は本当に勝てるように、みんなで準備していきたい」と、前を向いた。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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