【現地8月28日の主な移籍】ザザがウェストハムへ! エース流出濃厚のスポルティングはオランダ人FWをダブル獲得

2016年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

イタリア代表FWのザザは出番を求めてイングランドへ。

シモーネ・ザザ(ユベントス→ウェストハム)(C)Getty Images

■シモーネ・ザザ
・25歳/FW/イタリア代表
・ユベントス→ウェストハム(買い取りオプション付きレンタル)
・レンタル料:500万ユーロ(約6億円)
 今夏にゴンサロ・イグアイン(←ナポリ)が加わったことで、FW陣の層が分厚くなったユベントスにもはや居場所はなく、出番を求めて移籍を決断した。ナポリやミランなどセリエA勢からも声が掛かりながらも、初のプレミア挑戦を決めた理由について本人は「僕は新たなキャリアを築きたかったから、正しい決断をしたと思う。ファンの温かさを感じたのが、移籍の最大の理由だね」と語っている。なお、ユベントスは公式サイトで買い取りには2000万ユーロ(約24億円)が必要になると発表している。


■バス・ドスト
・27歳/FW/オランダ代表
・ヴォルフスブルク→スポルティング(完全移籍)
・移籍金:1000万ユーロ(約12億円)
 196cmの長身を利した空中戦の強さが最大の武器で、ペナルティーエリア内での嗅覚に優れる。本人は公式サイトで「イングランドのクラブからオファーをもらったのは事実だ。だが交渉のプロセスを通してスポルティングに好感を持っていた」と移籍の理由を明かしている。スポルティングはエースのイスラム・スリマニが練習を無断欠勤し、今夏移籍が濃厚と噂されており、ドスト獲得はその穴埋めと見られている。


■リュク・カスタイニョス
・23歳/FW/オランダ代表
・フランクフルト→スポルティング(完全移籍)
・移籍金:600万ユーロ(約7億2000万円)
 同胞のドストとともにドイツから新天地へ。2011年に18歳でインテルに引き抜かれ、"アンリ2世"とも呼ばれた早熟のストライカーだが、ここ数年は伸び悩み傾向にある。昨シーズンはフランクフルトで19試合で4得点と振るわなかったため、心機一転でポルトガルへ活躍の場を求めた。

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