マンCがバルサからペップが望んだブラーボを獲得! ハートの退団は決定的か。

2016年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「グアルディオラ監督と一緒に働く機会を断ることを僕は出来なかった」(ブラーボ)

高精度のキック力を持つGKブラーボ。指揮官が望んだタイプのGK獲得により、チーム最古参のハートの退団は決定的となった。 (C) Getty Images

 現地時間8月25日、マンチェスター・シティが公式サイトでバルセロナからチリ代表GKのクラウディオ・ブラーボを獲得したことを発表した。
 
 契約期間は2020年まで。マンチェスター・C側は移籍金の詳細は明かしていないが、バルセロナ側は1800万ユーロ(約21億6000万円)を受け取り、200万ユーロ(約2億4000万円)の出来高が加算されると発表している。
 
 2014年の夏にレアル・ソシエダからバルセロナに加入したブラーボは、安定感抜群のセービングと攻撃の起点となる高精度のキックを武器に、リーガ・エスパニョーラ連覇(14-15、15-16)など、8つのタイトル獲得に大きく貢献した。
 
 代表でも、今年6月に開催されたコパ・アメリカ・センテナリオの制覇に少なくない貢献をし、輝かしいキャリアを築いている。
 
 ブラーボはマンチェスター・Cの公式サイトで、「シティに加入できたことを誇りに思っている。バルセロナのようなクラブを離れるのは難しい決断だった。素晴らしい2年間を過ごしたからね。でも、グアルディオラ監督と一緒に働く機会を断ることを僕は出来なかった」と、移籍の理由を明かした。
 
 また、自らが望んだ足下の技術に優れたGKを獲得したジョゼップ・グアルディオラ監督は、「クラウディオは素晴らしいキーパーだ。チームにとって素晴らしいな補強となった。経験値とリーダーシップを兼ね揃えた選手で、キャリアも最盛期だ。彼がシティ選手になってくれて、とても嬉しいよ」と、喜びのコメントを残した。
 
 また、マンチェスター・Cがこのチリ代表GKを獲得したことで、かねてから退団の噂が絶えないGKジョー・ハートの放出が、決定的となったと英国の複数のメディアが報じている。グアルディオラは「ジョーは今も我々の選手だ」とコメントしているが、果たしてハートはいかなる決断を下すのだろうか。

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