「気付いたら揉みくちゃにされていた」「普通の人でも日本の何倍も――」ドイツでの超刺激的な日々「最も驚いた文化」は?【松田隼風インタビュー】

2026年01月14日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「海外サッカーのイメージ通り。日本はもっと上手というか」

4部でドイツ挑戦をスタートさせた松田隼風は今、世界中のスターが鎬を削るブンデスリーガの手前にいる。写真:滝川敏之

 1つ1つ階段を上り、松田隼風は"最高峰"まであと一歩のところまでやってきた。

 現在22歳の松田は、JFAアカデミーから2022年に水戸ホーリーホックに加入。そして1年半後の2023年夏にドイツの古豪ハノーファーへ活躍の場を移した。早々に海外挑戦を果たしたとはいえ、4部で戦うセカンドチームからのスタート。そこから3部への昇格、4部への降格を経て、今季から2部のトップチームでプレーしている。

 念願のチーム内昇格を勝ち取った若武者は、リーグ前半戦の全17試合に出場。途中出場は2試合のみで、中心選手として存在感を示している。チーム成績は8勝5分4敗で5位。2018-19シーズン以来の1部復帰に手が届く位置につけている。

 束の間のウインターブレイクに入った今、松田へのインタビューを実施。胸中に深く迫った(第2回/全3回)。

【第1回】「昇格以外は目標がない」J2→ドイツ4部→3部→2部…10代から異国で勝負する若き"たたき上げ"。古巣水戸に続け!最高峰まであと一歩

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 各国のリーグレベルを示す興味深いデータがある。データサイト『Opta』が発表しているパワーランキングだ。

 それによると、ブンデスリーガ(ドイツ1部)はプレミアリーグ(イングランド1部)に次いで世界2位、そして2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)は、J1(日本1部)の2つ下の18位に位置している。

 ランキング上では日本のトップリーグと近いレベルにあるなか、松田はプロキャリアをスタートさせた母国と、現在プレーするドイツのスタイルの違いをどう感じているのか。

「僕はJ1での経験がないのでJ2のことしか分からないですけど、やっぱりドイツは縦に速いです。攻守の入れ替わりが激しいので、本当に海外サッカーのイメージ通りみたいな感じですね。日本はもっと上手というか。速さはそこまでないけど、みんな海外の人より上手だなっていう違いですかね。

 サポーターの熱量が、日本とドイツで1番差があるかもしれないですね。応援の声量が全然違います。発煙筒や大きなフラッグもあったりして、2部でも全然違いますね」

【動画】まさにスーパー!PO決勝で松田隼風が左奥から決めた超絶ゴール

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