U-21関東大学選抜に5発圧勝
A代表入りに意欲を燃やす市原。特大のポテンシャルを秘めたCBだ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
2026年1月にサウジアラビアで開幕するU-23アジアカップ。大岩剛監督が率いる日本はこの大会に出場。チームは12月21日から国内で合宿をスタートさせ、『IBARAKI Next Generation Cup2025』にU-22日本代表として参戦している。
24日にはU-21関東大学選抜と対戦。相手に先制されるも、途中出場の川合徳孟(磐田)の直接FK弾で前半のうちに追いつくと、後半は大量4ゴール。終わってみれば5-1の圧勝で、大岩監督も「良い調整になった」と手応えを口にしていた。
12月初旬までシーズンを戦っていたJリーグ組はオフ明けで、コンディションを引き上げている真っ最中。7日のJ1昇格プレーオフ準決勝・ジェフユナイテッド千葉戦(3-4)で逆転負けしたあと、短いオフを取ったRB大宮アルディージャのDF市原吏音も再始動したばかりだ。
「オフはそんなに多くなかったです(苦笑)。プレーオフの試合で痛めたところがあって、大事を取る意味もあって、(U-22代表の)21~23日の練習はほとんどやっていません」と本人も言う。
それでも、U-21関東大学選抜戦には81分から出場し、アディショナルタイムを含めて15分弱プレー。U-23アジア杯の初戦・シリア戦には問題なく間に合う見通しだ。
24日にはU-21関東大学選抜と対戦。相手に先制されるも、途中出場の川合徳孟(磐田)の直接FK弾で前半のうちに追いつくと、後半は大量4ゴール。終わってみれば5-1の圧勝で、大岩監督も「良い調整になった」と手応えを口にしていた。
12月初旬までシーズンを戦っていたJリーグ組はオフ明けで、コンディションを引き上げている真っ最中。7日のJ1昇格プレーオフ準決勝・ジェフユナイテッド千葉戦(3-4)で逆転負けしたあと、短いオフを取ったRB大宮アルディージャのDF市原吏音も再始動したばかりだ。
「オフはそんなに多くなかったです(苦笑)。プレーオフの試合で痛めたところがあって、大事を取る意味もあって、(U-22代表の)21~23日の練習はほとんどやっていません」と本人も言う。
それでも、U-21関東大学選抜戦には81分から出場し、アディショナルタイムを含めて15分弱プレー。U-23アジア杯の初戦・シリア戦には問題なく間に合う見通しだ。
「まだ心肺系が低下してますし、試合勘もちょっと...という感じなんで、ここから上げていくしかない。もうやるしかないし、それが代表選手の宿命なので、サッカーができることが幸せだと思います。
アジアカップは初戦が大事。それを落としてしまうと難しくなってしまう。日本との気温差もありますけど、うまく調整しながら頑張りたいです」と、彼の目はいち早くサウジアラビアに向いていた。
3週間前にJ1昇格への道をあと一歩のところで断たれるという悔しい思いをしただけに、今は「もっともっと高いレベルで戦いたい」という意欲が湧き上がってきているのだろう。それだけ千葉戦での敗戦は、市原にとって衝撃的なものだったに違いない。
「あの経験を活かすとしたら、アジアの大会とかで勝っている時。そこで自分が引っ張っていければいいかなと思います。来年は(北中米)ワールドカップもありますし、A代表を見てずっと生活していきたいですね」と、本人はA代表滑り込みも目論んでいる様子だ。
今回のチームメイトである佐藤龍之介(FC東京)や大関友翔(川崎)が今年A代表デビューを果たしたのだから、「自分もやれるんだ」という闘争心が湧き上がってくるのもよく理解できる。
実際、2つ年上の鈴木淳之介(コペンハーゲン)がブラジル戦(3-2)の勝利に貢献し、瞬く間に代表の主力に上り詰めたのを見れば、市原にもチャンスがないわけではないだろう。
アジアカップは初戦が大事。それを落としてしまうと難しくなってしまう。日本との気温差もありますけど、うまく調整しながら頑張りたいです」と、彼の目はいち早くサウジアラビアに向いていた。
3週間前にJ1昇格への道をあと一歩のところで断たれるという悔しい思いをしただけに、今は「もっともっと高いレベルで戦いたい」という意欲が湧き上がってきているのだろう。それだけ千葉戦での敗戦は、市原にとって衝撃的なものだったに違いない。
「あの経験を活かすとしたら、アジアの大会とかで勝っている時。そこで自分が引っ張っていければいいかなと思います。来年は(北中米)ワールドカップもありますし、A代表を見てずっと生活していきたいですね」と、本人はA代表滑り込みも目論んでいる様子だ。
今回のチームメイトである佐藤龍之介(FC東京)や大関友翔(川崎)が今年A代表デビューを果たしたのだから、「自分もやれるんだ」という闘争心が湧き上がってくるのもよく理解できる。
実際、2つ年上の鈴木淳之介(コペンハーゲン)がブラジル戦(3-2)の勝利に貢献し、瞬く間に代表の主力に上り詰めたのを見れば、市原にもチャンスがないわけではないだろう。