【J1採点&寸評】柏×名古屋|全得点に絡んだD・オリヴェイラがMOM。名古屋は先発全員がマイナス評価

2016年08月21日 鈴木潤

柏――伊東が先制弾でチームを勢いづかせる。

【警告】柏=秋野(11分) 名古屋=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ディエゴ・オリヴェイラ(柏)

【チーム採点・寸評】
柏 7
敵陣で攻撃を仕掛ける展開が続くも、引いた名古屋の守備を崩しきることができずに嫌な空気が流れた。ただ後半立ち上がりに先制したことで完全にゲームをコントロール。最後の1失点は余計だったが、それでも好パフォーマンスで連敗をストップした。
 
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 6
一発を狙う名古屋の攻撃に対し、冷静な飛び出しで対処。クロス対応も良く、1失点はしたが及第点の働き。
 
DF
8 茨田陽生 6
前半は何度か高い位置で攻撃の起点に。リードした後半は守備に重きを置き、サイドでパスを循環させた。
 
4 中谷進之介 6
ビルドアップでも守備面でも存在感を誇示。最後に永井に股を抜かれて失点の原因になったことだけが悔やまれる。
 
29 中山雄太 6
秋野、中谷とともにビルドアップをスムーズに進め、試合を優位に運ぶ要因に。カバーリングでも良いプレーを見せた。
 
22 輪湖直樹 6
攻撃にも積極的に参加したため、名古屋のカウンターで背後を取られた場面はあったが、中山との連係で事なきを得る。69分には素晴らしいカバーリングで小川のシュートチャンスを潰した。

14 伊東純也 6.5
前半からゴール前に顔を出していたが、名古屋の足が止まった後半はさらにスピードが生きた。58分の先制弾でチームを勢いづかせる。

MF
17 秋野央樹 6
縦パス、サイドへの揺さぶりと、持ち前の展開力を生かして中盤の底で巧みにゲームをコントロールする。中谷、中山との連係も良く、名古屋の前線の守備に的を絞らせなかった
 
28 栗澤僚一 6(85分OUT)
セカンドボールを拾い2次攻撃の核となる。守備面だけでなく、機を見て前線に飛び出し名古屋の守備を崩そうと試みた。先制点は栗澤のフリーランニングで逆サイドの伊東がフリーになった。

次ページ柏――D・オリヴェイラは前線でボールを収めて名古屋守備陣を翻弄。

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