まさかのアクシデントだ。

　現地12月２日に開催されたラ・リーガ第19節（前倒し開催）で、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでアトレティコ・マドリーと対戦した。

　19分に先制点を許したバルサは、26分にラフィーニャの得点でスコアを振り出しに戻すと、65分にダニ・オルモのゴールで逆転。90＋６分にはフェラン・トーレスがダメ押し弾を挙げ、３－１で白星を掴んだ。

　これでリーグ戦５連勝を飾ったものの、不安視されているのが、決勝弾の直後に負傷交代したダニ・オルモの状態だ。27歳のスペイン代表MFは、体勢を崩しながらシュートを放った際に着地に失敗し、腕から地面に倒れ込んだ。左肩を痛めた様子で、メディカルスタッフに支えられながらピッチを後にした。
 

　スポーツメディア『Tribuna.com』は「バルセロナのミッドフィルダー、ダニ・オルモは昨夜のアトレティコ・マドリーとの試合で肩を脱臼し、３週間の離脱になる見込みだ」とし、こう伝えた。

「スペイン人選手は素晴らしいゴールを決めて、バルセロナのスコアを２－１にしたが、その過程で左肩を負傷した。彼は今月の残りの試合、ベティス戦（第15節）、フランクフルト戦（チャンピオンズリーグ）、オサスナ戦（第16節）、ビジャレアル戦（第17節）を欠場するようだ」

　続けて「オルモはここ２試合で３ゴールを決めるなど、調子を上げつつある最中に新たな負傷をしまったのは本当に残念だ」と綴る一方で、「バルサもこの27歳の不在を非常に惜しむことになるだろうが、フェルミン・ロペスがヒラメ筋の負傷から間もなく復帰する見込みで、これが同胞選手の不在を和らげる可能性がある」と、ダニ・オルモと同ポジションでプレーするフェルミンの活躍に期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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