「加入当初からずっと嘘をついて…」かつて高校選手権を制した“静学10番”がプロ初のタイトル獲得に王手「その状態を続けるわけにはいかない」

2025年12月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「本当に獲りたい」

東京V戦で執念の決勝弾を決めた松村。(C)SOCCER DIGEST

 「松村優太」と聞くと、かつて静岡学園の10番として高校選手権を制したエースと思い出す。そんな彼もここまで在籍した鹿島アントラーズ、東京Vでタイトル獲得の経験がない。

 今季、鹿島の一員としてJ1リーグで優勝できるかは、松村にとって大きな分岐点になるかもしれない。事実、11月30日の東京V戦後、24歳のMFは鹿島に入団してから胸に抱いてきた本音を覗かせた。

「加入当初から『優勝します』と言い続けてきて、ずっと嘘をついている。その状態を続けるわけにはいかないので、本当に(タイトルを)獲りたいです。その気持ちはチーム全員が持っているので、迫力を持ってプレーしたいです」

 嘘をついている──。自らそう言い切るのは、簡単なことではない。言葉の裏側には、タイトルを獲れないまま年月を重ねてきた悔しさと、鹿島の一員としての責任感があった。
 
 その覚悟を示すかのように、2025年11月30日の東京V戦で松村は値千金の決勝弾を決めた。重苦しいムードを切り裂いたそのゴールは、タイトル争いの行方を左右する"分岐点の一発"となった。

 プロ初のタイトル獲得に王手。加入時に掲げた「優勝します」という宣言。その"嘘"を"真実"に変える瞬間が、ついに訪れようとしている。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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