【リオ五輪】女子はドイツが初優勝! スウェーデンの猛追撃をかわす

2016年08月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

10番・マロジャンが自らのゴールを含む2得点に絡む活躍。

初の金メダルを獲得したドイツ。スタジアムにはアウェーの雰囲気が漂っていたが、見事に五輪での悲願を果たした。写真:JMPA/小倉直樹

 リオ五輪の女子サッカーは、現地8月19日(日本時間同20日)に決勝が行なわれた。

 ここまで女王アメリカと開催国のブラジルを破って勝ち上がってきたスウェーデンと、決勝トーナメントに入って調子を上げてきたドイツの対決は、白熱の攻防戦となった。

 堅守から素早いカウンター攻撃を見せるスウェーデンに対し、ボールを支配したのはドイツ。互いに持ち味を発揮した前半は0-0で終了する。

 迎えた後半は、立ち上がりにスコアが動く。48分、右サイドを崩したドイツは、クロスのこぼれ球を拾ったマロジャンが、右足で狙い澄ましたミドルシュート。これがゴールネットを揺らし、ドイツが先制した。

 さらにドイツは62分、マロジャンのFKがポストに当たり、そのこぼれ球をスウェーデンDFがオウンゴール。さらにリードを広げる。

 しかし、スウェーデンもすぐさま反撃。67分、スピーディなカウンターからブラックステニウスが押し込んで1点差に追い上げる。スウェーデンは終盤、波状攻撃を仕掛けるがシュートは枠を捉え切れず。

 試合は、2-1でドイツリードのままタイムアップ。ドイツが初の五輪金メダルを獲得した。

 また、決勝の前に行なわれた3位決定戦では、カナダが開催国のブラジルを破り、銅メダルを獲得した。
 
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