サンガで起こっている「日本だとあんまりないケース」
海外挑戦などを経て、今夏から再び京都でプレーする山田。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第58回は、現在J1で4位の京都サンガF.C.に所属する山田楓喜だ。
パリ五輪のメンバーである24歳のアタッカーは、京都のアカデミーからトップチームに昇格し、プロキャリアをスタート。その後、東京ヴェルディ、ポルトガル1部ナシオナウへのレンタル移籍を経験し、今季から再びサンガでプレーしている。
まずは、今インタビューのタイトルにも含まれている「バイタルエリア」、つまり「ゴールにより近い場所」でのプレー、そして自身とチームの状態について話を訊いた。
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パリ五輪のメンバーである24歳のアタッカーは、京都のアカデミーからトップチームに昇格し、プロキャリアをスタート。その後、東京ヴェルディ、ポルトガル1部ナシオナウへのレンタル移籍を経験し、今季から再びサンガでプレーしている。
まずは、今インタビューのタイトルにも含まれている「バイタルエリア」、つまり「ゴールにより近い場所」でのプレー、そして自身とチームの状態について話を訊いた。
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バイタルエリアの中で仕事ができる選手は、一流の選手だと思います。
自分は左足という特長を持っている選手なので、その中で一振りできたら高確率でゴールに入ると思います。バイタルエリアでどれだけ足を振れるか、どんな状況で振れるか。そこをゴールとしてバイタルエリア以外でもプレーしていますね。
自分の今の状態に関しては、色々トレーニングしながら身体が出来上がってきていますし、身体の使い方が着実に成長してきています。頭もメンタルも今すごく成長しているなと感じます。それこそバイタルエリアの中でもう一仕事できたら、1つ上のステージに行けるかなと思うので、その部分はこれからもこだわってやっていきたいです。
自分は左足がなかったらこの世界に生き残れないぐらい、もうそれでしか生きてきていません。フリーキックだったり、バイタルエリアの中でも一振りできる左足だと思います。これからもっと上に行くつもりなので、左足をもっと磨いて、もっと上の自分を見たいです。
チームの状態は、良くも悪くもずっと変わらないなと思います。変わらないというのは、進化してないって意味じゃなくて、ベースがずっと変わらないなっていう印象です。自分は1年半、他のクラブでプレーしていたんですけど、前にいた時と帰ってきた時で、良い意味で変わらないというか、ベースがしっかりあるから、良い結果が出始めているんだなと感じます。それはチームとして良い進化の仕方だと思います。
変わった部分をあえて挙げるとすれば、みんなの熱量です。監督、コーチが言う以外に、選手たちで言い合ったりしています。成長するために言わなあかんことを、ベテランも若手も全員がちゃんと言っているのは、以前との違いだなと思います。
あとは、日本だと外国籍の選手たちが先頭に立って発言するケースって、あんまりないと思うんですけど、サンガには先頭に立って言う選手がいるので、日本人と外国籍の選手たちがほんまに融合してるんやなと感じます。
自分は左足という特長を持っている選手なので、その中で一振りできたら高確率でゴールに入ると思います。バイタルエリアでどれだけ足を振れるか、どんな状況で振れるか。そこをゴールとしてバイタルエリア以外でもプレーしていますね。
自分の今の状態に関しては、色々トレーニングしながら身体が出来上がってきていますし、身体の使い方が着実に成長してきています。頭もメンタルも今すごく成長しているなと感じます。それこそバイタルエリアの中でもう一仕事できたら、1つ上のステージに行けるかなと思うので、その部分はこれからもこだわってやっていきたいです。
自分は左足がなかったらこの世界に生き残れないぐらい、もうそれでしか生きてきていません。フリーキックだったり、バイタルエリアの中でも一振りできる左足だと思います。これからもっと上に行くつもりなので、左足をもっと磨いて、もっと上の自分を見たいです。
チームの状態は、良くも悪くもずっと変わらないなと思います。変わらないというのは、進化してないって意味じゃなくて、ベースがずっと変わらないなっていう印象です。自分は1年半、他のクラブでプレーしていたんですけど、前にいた時と帰ってきた時で、良い意味で変わらないというか、ベースがしっかりあるから、良い結果が出始めているんだなと感じます。それはチームとして良い進化の仕方だと思います。
変わった部分をあえて挙げるとすれば、みんなの熱量です。監督、コーチが言う以外に、選手たちで言い合ったりしています。成長するために言わなあかんことを、ベテランも若手も全員がちゃんと言っているのは、以前との違いだなと思います。
あとは、日本だと外国籍の選手たちが先頭に立って発言するケースって、あんまりないと思うんですけど、サンガには先頭に立って言う選手がいるので、日本人と外国籍の選手たちがほんまに融合してるんやなと感じます。