W杯4回優勝国を“7-1”で粉砕。欧州予選8戦全勝「究極のダークホース」が死の組を生み出すか【北中米ワールドカップ】

2025年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

中堅国という枠には収まりきらない存在感

ハーランドは欧州予選でもゴール連発。圧倒的な存在感を示した。(C)Getty Images

 いよいよ北中米ワールドカップの組分け抽選会が現地時間12月5日にワシントンD.C.で開催される。世界的な注目のひとつは、ポット3入りが確実視されるノルウェーの行方だ。

 ノルウェーは今回のW杯欧州予選で8戦全勝。モルドバとの初戦を5−0、続くイスラエル戦を4−2で制すと、イタリアとのホームゲームを3−0で完封勝利を飾る。その後、エストニアを1−0、モルドバを11−1、イスラエルを5−0と下し、11月の連戦ではエストニア、イタリアにいずれも4−1と圧倒的な強さを見せつけた。

 ワールドカップ優勝4回のイタリアとの連戦で7−1とインパクト抜群の成績を残し、欧州予選8試合で37得点・5失点。圧巻の数字を支えたのが、アーリング・ハーランド、アレクサンデル・スルロット、アントニオ・ヌサ、オスカー・ボブ、マーティン・ウーデゴーら優秀なタレントが揃う。世界屈指の充実ぶりを誇り、欧州の中堅国という枠には収まりきらない存在感を放つ。
 
 ワールドカップ本大会での最高成績は98年大会のベスト16。かつては伏兵と見なされたチームが、今大会は「究極のダークホース」として臨む。

 果たして、抽選会ではどのグループに入るのか。ノルウェーが強豪を巻き込み、"死の組"を生み出すのか。12月5日、世界の視線がワシントンD.C.に集まる。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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