W杯優勝メンバーの元仏代表MF、ドーピング違反で18か月間出場停止→約2年ぶりに公式戦のピッチへ! 指揮官は「再びトップレベルの舞台に戻ってくることを嬉しく思う」

2025年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

今年3月に母国のモナコに加入

ついに復活の時を迎えようとしているポグバ。(C)Getty Images

 待望の復帰が近づいているようだ。

 これまでマンチェスター・ユナイテッドやユベントスといったメガクラブを渡り歩いてきた元フランス代表のポール・ポグバは、2018年のロシア・ワールドカップ優勝に貢献するなど、輝かしいキャリアを築いてきた。

 しかし、ユベントス在籍時の2023年8月、セリエA開幕戦のウディネーゼ戦後に行なわれたドーピング検査で違反薬物が検出され、暫定措置を経て、4年間の出場停止処分が下された。

 その後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の決定により、活動停止処分の期間は18か月に短縮されたが、所属するユベントスとは双方合意のうえで契約解除となっていた。
 
 そしてプレー可能となった今年の3月、母国のモナコにフリーで加入したポグバは、負傷の影響でいまだピッチに立てていない。ただ、復帰に向けて練習に励んでおり、フランスのスポーツ紙『L'EQUIPE』は11月20日、「ポグバは、今週土曜日に行なわれるレンヌ戦でメンバー入りする見込みだ」と、2年2か月ぶりとなる公式戦復帰の可能性を報じ、セバスチャン・ポコニョーリ監督のコメントも併せて紹介した。

「リーグ・アンにとって、彼の帰還は素晴らしいことだ。彼の物語は単純なものではない。私は彼に深い愛情を抱いており、彼は私を深く尊敬してくれている。彼は何よりもサッカーを愛していて、今は再び自分自身をピッチ上で表現することだけを望んでいる。一人のサッカーファンとして、彼が再びトップレベルの舞台に戻ってくることを嬉しく思う」

 才能豊かな32歳がついに復活の時を迎えようとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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