マリオ・ゲッツェやアンドレス・イニエスタなど、創造性溢れるプレーメーカーが愛用するスパイクが、ナイキの『マジスタ』シリーズだ。
 
　その最新作『マジスタ２』は、「ボールを感じること」と「感覚を増幅させること」にフォーカスし、アッパーのシルエットを大幅に改良した。
 
　まず、ボールタッチの際に足のどの部分が使われているかを細かく研究。それを元に３Ｄを用いて様々な大きさの凸凹を付け、ヒートマップのようによく使う箇所の色をより濃くした、かつてないアッパーが完成した。
 
　最もボールをタッチする部分を隆起させるなど（4.5mm）素材量が増えているが、不要な部分を削ることによって、『マジスタ１』と同じ重量をキープできている。
 
　さらに、アッパーと同じく『ナイキ フライニット』技術をダイナミックフィットカラーに活用。足首の骨に馴染むような形状を厚めの編みで仕上げることによって、アキレス腱にしっかりとフィットし、極上の快適性を実現している。素材の内側にはヒールカウンター素材を配しているので、踵の安定感も抜群だ。
 
　また、アウトソールも前作から大きく変更した。プレーメーカーたちの動きを科学的に考察し、全体が有機的に動くように適切なスタッドを考案。足の回転をスムーズにするために母指球の周辺にV字スタッド、加速を引き出すために外側と内側に半円柱形スタッドを配置した。
 
　ゲッツェなどプレーメーカーたちのパフォーマンスを最大限に引き出しうる、文字通りの逸品だ。
 
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