広島が苦しみながらも逆転勝ち。湘南・曹監督は「ハンド取ってもらえなかった」と判定に不服

2016年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

広島はP・ウタカ、丸谷のゴールで逆転に成功。

60分に丸谷のミドルが決まり、広島が逆転に成功。苦しい試合展開となったが、接戦をモノにした。(C) J.LEAGUE PHOTOS

[J1・第2ステージ8節]湘南1-2広島 8月13日/BMWス

 広島が逆転勝利で第2ステージ初の連勝を飾った。

 広島は20分、湘南の端戸に先制点を許す苦しい展開を強いられたが、前半終了間際の43分にP・ウタカがターンで相手DFをかわしてシュートを突き刺し同点とする。

 さらに60分には、柏の仕掛けからラストパスを受けた丸谷がミドルシュートを叩き込んで広島が逆転に成功。このままリードを守り切った広島が苦しい試合を勝ち切った。

 広島の森保監督は試合後、「湘南の出足が素晴らしかった。耐えていこうよという感じだった」と苦しい試合だったことを告白。それでもタフなゲーム運びで走力のある湘南を抑え切った。これで広島は年間順位で4位をキープし、第2ステージでは6位に浮上した。

 一方の湘南は6連敗を喫し、年間順位と第2ステージともに17位。曹監督はテレビのインタビューで、「ハンドに見えたプレーがあったが取ってもらえなかった。今の状況を表わしている」などと語り、主審の判定に疑問を抱いている様子だった。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事