年間首位キープも川崎が鳥栖に敗れ、第2Sで2位に後退。小林の連続ゴールも7でストップ

2016年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤の追い上げも退場者を出して万事休す。

小林の連続ゴールが7でストップ。川崎の連勝も3でストップし、第2ステージで2位に後退した。(C) SOCCER DIGEST

[J1・第2ステージ8節]鳥栖1-0川崎 8月13日/ベアスタ

 川崎が第2ステージ初黒星を喫した。

 敵地に乗り込んでの鳥栖戦は、立ち上がりから全体の動きが重く、川崎は持ち前のパスワークにいつものテンポの良さが見られない。前半はシュートわずか2本に抑え込まれた。

 一方、堅守速攻が冴える鳥栖は、プレスの出足が良く、カウンターから幾度もチャンスを作り出す。そして後半立ち上がりの46分、細かいパス交換で中央を抜け出したキム・ミヌが左足のシュートでゴールネットを揺らす。鳥栖が先制に成功する。

 その後もペースを掴んだ鳥栖は、縦に速い攻撃から川崎ゴールを脅かす。ファインセーブを連発したGKチョン・ソンリョンに阻まれ、追加点は奪い切れないものの手堅いディフェンスで川崎につけ入る隙を与えない。

 逆に川崎は、終盤の84分に途中出場の三好がキム・ミヌへのファウルで一発退場を宣告されてしまう。10人となった川崎は最後の追い上げも及ばず、鳥栖に0-1で敗れた。

 第2ステージ初黒星の川崎は依然として年間勝点で首位の座をキープするものの、第2ステージでは浦和に首位の座を明け渡した。また、7戦連発中の小林の連続ゴールもストップした。

 鳥栖は第2ステージ5勝目で4位に浮上。年間順位でも10位に順位を上げている。
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