【SBSカップ】途中出場の吉平が意地の同点弾もPK戦で敗戦…。U-19日本代表は2連敗に

2016年08月12日 サッカーダイジェスト編集部

序盤からボールを支配したものの…

日本は1点ビハインドで迎えた土壇場の79分に、途中出場の吉平が意地の同点ゴール。勝負をPK戦へと持ち込んだが…。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[SBSカップ第1試合]静岡ユース1(4PK2)1U-19日本代表/8月12日/愛鷹広域公園多目的競技場 ※前後半40分ハーフ
 
 『SBSカップ』は12日に大会2日目の2試合が行なわれ、静岡ユースと対戦したU-19日本代表は1-1のまま突入したPK戦で敗戦。今大会2連敗を喫した。
 
 11日のコスタリカ戦から大幅にメンバーを入れ替えた日本は、田川亨介(鳥栖U-18)と中村駿太(柏U-18)を前線に、ボランチには、高橋壱晟(青森山田高)、野田樹(神戸U-18)を置いた4-4-2でスタート。序盤から効果的に相手守備陣を崩せないなか、10分には相手のロングボールからピンチを招くが、これは廣末陸(青森山田)の好守で難を凌ぐ。
 
 その後も日本の攻撃にリズムは生まれず、14分に右サイドで古賀太陽(柏U-18)のパスを受けた中村のシュートシーン以降は、チャンスすら作れない。すると35分、自陣左サイドを崩された展開から、最後は静岡ユースの遠野大弥(藤枝明誠高)に押し込まれ、1点のビハインドを背負ったまま前半を折り返した。
 
 流れを変えたい日本は、後半頭から岩崎悠人(京都橘高)を投入。相手の背後を狙う岩崎を起点にパスが回り始め、徐々に相手ゴールへと迫る。
 
 75分、針谷岳晃(昌平高)から菅大輝(札幌U-18)とつなぎ、原輝綺(市立船橋高)がフィニッシュした場面は枠を捉えられなかったが、その4分後に再びチャンスが到来する。岩崎の左クロスを受けた菅のヘディングシュートは一旦GKに弾かれるも、こぼれ球に反応した吉平翼(大分)が同点ゴールを奪取。土壇場で追いつき、決着はPK戦へと委ねられた。
 
 PK戦では、静岡ユースが4人全員成功したのに対し、日本はひとり目の岩崎、続く針谷が失敗。結果的に2-4で敗れ、またも勝利は奪えなかった。
 
 U-19日本代表は14日に、U-19スロバキア代表と最終戦を戦う。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事