「大きな痛手だ」名門の日本人FW、“代表離脱”に地元メディアが嘆き「監督の懸念になる」

2025年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すでにファイナルサードの選択肢が少ない」

無念の離脱となった前田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 セルティックの前田大然にとって、2025-26シーズン序盤は厳しい戦いになっている。

 夏のマーケットでクラブに移籍を願い出ていたことを明かした前田。だが、最終的には残留となり、パフォーマンスが低調だったこともあって、モチベーションを失ったと批判の声も浴びせられた。

 それでも、リーグ前節マザーウェル戦で終了間際に決勝点をあげ、存在感を示した前田だったが、日本代表で左足の張りのために別メニュー調整が続き、10月12日には離脱が発表された。パラグアイ戦に続き、ブラジルとの親善試合にも出られないのは、本人にとっても悔しいだろう。
 
 そして前田のコンディションはセルティックにとっても気になるところだ。専門サイト『Celts Are Here』は同日、前田離脱を伝えつつ、チームにとっての今後の影響を懸念した。

「大きなケガとは考えられていないが、これから彼はグラスゴーに戻り、セルティックのメディカルチームの診断を受ける。ブレンダン・ロジャーズ監督にとっては懸念となるだろう。セルティックはすでにファイナルサードの選択肢が少ないからだ」

「ケレチ・イヘアナチョはまだフィットネスを調整しているところで、右ウイングが本職の選手はおらず、アダム・イダが夏に退団してからその代役も獲得していない。マエダの不在は大きな痛手となるだろう。特に、ダンディーやハーツとのアウェーマッチ、ヨーロッパリーグのシュトゥルム・グラーツ戦を含め、インターナショナルブレイク後に厳しいスケジュールが控えているからだ」

 待ちわびたゴールを機に流れを変えたかった前田だが、負傷がどのような影響を及ぼすか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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