マンCがストーンズ獲得を発表! 移籍金はDFとしての史上最高額!

2016年08月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

最終ラインからのビルドアップを重視するペップが獲得を熱望。

エバートンからマンチェスター・Cへの移籍が決まったストーンズ。

 現地時間8月9日、マンチェスター・CがエバートンからイングランドDFのジョン・ストーンズを獲得したと正式発表した。
 
 2022年6月30日までの6年契約で、背番号は24。移籍金は非公表だが、現地メディアは4750万ポンド(約66億5000万円)もしくはエバートンが要求していた5000万ポンド(約70億円)でまとまったと報じている。
 
 いずれにしても、2014年夏にダビド・ルイスを獲得するためにパリSGがチェルシーに支払った4000万ポンド(約56億円)を超える、DFとしての史上最高額なのは間違いなさそうだ。
 
 現在22歳のストーンズは、2012年3月に当時2部のバーンリーで弱冠17歳にしてプロデビュー。翌年1月にはエバートンに引き抜かれ、瞬く間に定位置を掴むなどメキメキと頭角を現わす。現代フットボールで重宝されるビルドアップ能力を備えた、イングランド随一の若手CBとして名を馳せた。
 
 昨夏に続いて今夏も移籍市場で人気を集め、チェルシー、マンチェスター・U、アーセナルなどが狙っていたが、結局はマンチェスター・Cが争奪戦を制した。
 
 本人は公式サイトでこう語っている
 
「シティに加入できて嬉しい。僕のキャリアが次のステップに進むことを楽しみにしている。エティハド・スタジアムで何が起こってきたのが見てきたし、素晴らしい監督がいる、とても野心のあるクラブだ。一緒に突き進んで、偉業を達成したいね。ポジション争いが激しいのは分かっている。でも、ベストプレーヤーになって、チームを助けたい」
 
 また、自身が志向するポゼッション・サッカーを実現するため、獲得を熱望したとされるジョゼップ・グアルディオラ監督は、次のように語っている。
 
「ジョンは技術的に素晴らしいものを持った若手選手だ。とても強いディフェンダーで、同時にパスや良いポゼッションも作ることができる。私たちは彼のクオリティーを最大限に引き出すことができると思う。彼のプレーが好きだし、さらに向上させていけるだろう。楽しみだね」
 
 最終ラインからのビルドアップを重視するペップを新監督に迎えた新生マンチェスター・Cにおいて、ストーンズは期待通りキーマンになれるか。要注目だ。
 
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