日本代表の10月シリーズ招集メンバー27人はこうなる!34歳DFが1年ぶりに復帰か。久保建英が選外濃厚な2列目はどうなる? 三笘薫が故障なら代役は…

2025年10月01日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

森保監督は入れ替えを示唆

10月シリーズの予想招集メンバー。(C)SOCCER DIGEST

 日本代表は10月10日に市立吹田スタジアムでパラグアイ代表と、10月14日には東京スタジアムで、過去一度も勝っていないブラジル代表と国際親善試合を戦う。

 9月のアメリカ遠征ではメキシコにスコアレスドローの後、アメリカに0-2で完敗。2試合連続無得点に終わった。森保一監督が示唆した通り、数人の入れ替えはあるだろう。怪我人の状態次第というところもあり、判断が難しい面があるが、10月2日に発表される今シリーズの招集メンバー27人を予想した。

 まずGKは先月から変更なしか。それぞれ先発を分け合ったメキシコ戦とアメリカ戦で活躍した鈴木彩艶(パルマ)と大迫敬介(サンフレッチェ広島)、Jリーグで神がかり的なビッグセーブを連発している早川友基(鹿島アントラーズ)が名を連ねるだろう。

 冨安健洋(無所属)、伊藤洋輝(バイエルン)、町田浩樹(ホッフェンハイム)ら故障者が続出している最終ラインは、高井幸大(トッテナム)も実戦復帰をしておらず、見送りは確実だ。

 一方で復帰の可能性があるのが、アキレス腱断裂の大怪我から復活した谷口彰悟(シント=トロイデン)だ。クラブで徐々に出場時間を増やし、ここ3試合はフル出場。34歳のCBが約1年ぶりに招集されるかもしれない。
 
 その他、長友佑都(FC東京)、板倉滉(アヤックス)、渡辺剛(フェイエノールト)、瀬古歩夢(ル・アーブル)、関根大輝(スタッド・ドゥ・ランス)は継続して選出。ユーティリティな橋岡大樹(スラビア・プラハ)が昨年11月以来のメンバー入りを果たすと予測した。

 ボランチは、主力の守田英正(スポルティング)がやや故障がちで、現状ではクラブでも出場時間が限定されている。万全のコンディションなら当然名を連ねる選手だが、今回は外れると見た。その守田と同様に今年の3月以降は招集外だった田中碧(リーズ)は復帰できそうだ。

 加えて、キャプテンの遠藤航(リバプール)はもちろん、ともにブンデスリーグで躍動している佐野海舟(マインツ)と藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)も引き続きチョイスされるだろう。
 

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