取材エリアを通り過ぎる際も左足を引きずる
チェルシー戦に先発した三笘。いくつかの見せ場は作ったが、67分という早い時間帯で交代した。(C)TOSHI TAKEYA(SOCCER DIGEST)
9月27日に行なわれたプレミアリーグ第6節のチェルシー対ブライトン戦。ブライトンが3-1の逆転勝利を収めた一戦を、三笘薫はベンチで終えた。
日本代表は4-2-3-1の左MFとして先発した。しかし攻撃に絡めない展開が続き、チームはチェルシーに先制点を許してしまった。
失点の場面で、三笘は自陣深くまで下がって相手SBのリース・ジェームズを追いかけたが、三笘の足にクロスボールが当たってわずかにコースを変え、エンソ・フェルナンデスのゴールにつながった。チェルシーの得点後、三笘は3度、天を見上げて悔しそうな表情を浮かべた。
その後も三笘のプレーは本調子と言えなかった。44分にはGKのロングボールを走りながらトラップしようとしたが、うまく収められずにボールはタッチラインを割った。難易度の高いプレーではあったものの、得意のファーストタッチが決まらず、三笘は手を上げて味方選手に謝っていた。
0-1で前半を終え、三笘はロッカールームに引き上げた。その際、左足を引きずる様子を見せていた。試合中の接触プレーで痛めたのか、もともと不安を抱えていた箇所を再発させたのかは不明だが、前半の時点で何らかのトラブルが生じていたことは確かだ。
日本代表は4-2-3-1の左MFとして先発した。しかし攻撃に絡めない展開が続き、チームはチェルシーに先制点を許してしまった。
失点の場面で、三笘は自陣深くまで下がって相手SBのリース・ジェームズを追いかけたが、三笘の足にクロスボールが当たってわずかにコースを変え、エンソ・フェルナンデスのゴールにつながった。チェルシーの得点後、三笘は3度、天を見上げて悔しそうな表情を浮かべた。
その後も三笘のプレーは本調子と言えなかった。44分にはGKのロングボールを走りながらトラップしようとしたが、うまく収められずにボールはタッチラインを割った。難易度の高いプレーではあったものの、得意のファーストタッチが決まらず、三笘は手を上げて味方選手に謝っていた。
0-1で前半を終え、三笘はロッカールームに引き上げた。その際、左足を引きずる様子を見せていた。試合中の接触プレーで痛めたのか、もともと不安を抱えていた箇所を再発させたのかは不明だが、前半の時点で何らかのトラブルが生じていたことは確かだ。
しかし、後半に入ると三笘が持ち直した。
53分には前線から猛プレスをかけ、チェルシーのMFアンドレイ・サントスのトラップが大きくなったところを見逃さずボールを奪取。素早くディエゴ・ゴメスにパスを送った。
ボールを受けたゴメスは、トレボ・チャロバーに倒され転倒。VAR判定でチャロバーは一発退場となった。この判定の前に、三笘は両腕を左右に広げてファウルをしきりにアピールしていた。チャロバーが背後から足をかけていたことを、自身の目で確認していたのだろう。
このプレーでブライトンは数的優位に立った。英BBC放送は「三笘は試合の流れをブライトンに引き寄せるうえで重要な役割を果たした。サントスからボールを奪い、チャロバーの退場を誘発した」と称賛した。
さらに61分、三笘が反発ステップから左サイドを崩した。いったん中に入ると見せかけ、ディフェンスと正対した状態から縦方向へ急加速して抜け出した。左SBフェルディ・カドゥオールとのワンツーで崩しにかかったが、リターンパスは足もとに合わずビッグチャンスには至らなかった。
直後に三笘は交代を命じられる。一人多いブライトンはここから攻勢に出て、三笘との交代で入ったダニー・ウェルベックが2ゴール、同じく途中出場のマクシム・デ・カイペルが1ゴールを奪い、3-1で逆転勝利を飾った。三笘はベンチから、自軍の得点のたびに喜びを爆発させていた。
試合後、三笘は自軍サポーターへの挨拶のためピッチに現われたが、その際に左足のスパイクを脱ぎ、やはり足を引きずって歩いていた。試合中のどこかのタイミングで左足を痛めたのは間違いない。
三笘のプレーを振り返ると、好プレーもあれば低調な場面もあった。特筆すべきは積極果敢なプレスからチャロバーを退場に追い込んだシーンだ。さらに、反発ステップで左サイドを切り裂いた場面も動きにキレがあった。
とはいえ、試合全体を通すと好調時のプレーには程遠かった。前半のどこかで痛めた足の影響が大きかったと考えられる。67分という早い時間帯での交代も、負傷を考慮した采配だったと見られる。
なお試合後、三笘は記者の取材に応じなかった。去り際に他の記者が「足、大丈夫?」と声をかけたものの、答えることなく無言でクラブバスに乗り込んだ。取材エリアを通り過ぎる際も左足を引きずっており、軽症ではなさそうな様子がうかがえた。
53分には前線から猛プレスをかけ、チェルシーのMFアンドレイ・サントスのトラップが大きくなったところを見逃さずボールを奪取。素早くディエゴ・ゴメスにパスを送った。
ボールを受けたゴメスは、トレボ・チャロバーに倒され転倒。VAR判定でチャロバーは一発退場となった。この判定の前に、三笘は両腕を左右に広げてファウルをしきりにアピールしていた。チャロバーが背後から足をかけていたことを、自身の目で確認していたのだろう。
このプレーでブライトンは数的優位に立った。英BBC放送は「三笘は試合の流れをブライトンに引き寄せるうえで重要な役割を果たした。サントスからボールを奪い、チャロバーの退場を誘発した」と称賛した。
さらに61分、三笘が反発ステップから左サイドを崩した。いったん中に入ると見せかけ、ディフェンスと正対した状態から縦方向へ急加速して抜け出した。左SBフェルディ・カドゥオールとのワンツーで崩しにかかったが、リターンパスは足もとに合わずビッグチャンスには至らなかった。
直後に三笘は交代を命じられる。一人多いブライトンはここから攻勢に出て、三笘との交代で入ったダニー・ウェルベックが2ゴール、同じく途中出場のマクシム・デ・カイペルが1ゴールを奪い、3-1で逆転勝利を飾った。三笘はベンチから、自軍の得点のたびに喜びを爆発させていた。
試合後、三笘は自軍サポーターへの挨拶のためピッチに現われたが、その際に左足のスパイクを脱ぎ、やはり足を引きずって歩いていた。試合中のどこかのタイミングで左足を痛めたのは間違いない。
三笘のプレーを振り返ると、好プレーもあれば低調な場面もあった。特筆すべきは積極果敢なプレスからチャロバーを退場に追い込んだシーンだ。さらに、反発ステップで左サイドを切り裂いた場面も動きにキレがあった。
とはいえ、試合全体を通すと好調時のプレーには程遠かった。前半のどこかで痛めた足の影響が大きかったと考えられる。67分という早い時間帯での交代も、負傷を考慮した采配だったと見られる。
なお試合後、三笘は記者の取材に応じなかった。去り際に他の記者が「足、大丈夫?」と声をかけたものの、答えることなく無言でクラブバスに乗り込んだ。取材エリアを通り過ぎる際も左足を引きずっており、軽症ではなさそうな様子がうかがえた。