あまりに恥ずかしい…39歳S・ラモスがパネンカ→GK楽々キャッチ→6失点。ベテラン監督愕然「PKで全て変わった」「こんなの初めてかも」

2025年09月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月のスイス戦以来、5年ぶりにPK失敗

現在はメキシコの強豪モンテレイでプレーするS・ラモス。(C)Getty Images

 決まれば快感極まりないが、外せば相当恥ずかしい。多分にリスクが付きまとうのがパネンカである。

 現地9月24日に開催されたメキシコリーグ第10節で、セルヒオ・ラモスを擁する強豪モンテレイが、トルーカと敵地で対戦。開始10分で先制後に失点を重ね、2-6で大敗した。流れを変えてしまった痛恨のプレーが、S・ラモスのPK失敗だ。

 1-0で迎えた20分、PKの名手として知られる39歳のレジェンドは、この日もキッカーを務めると、GKがどちらかに飛ぶと予測。ゴールの中央に向かってチップキックでふわりと浮かせる、通称パネンカでのシュートを選択したのだが、相手守護神はどちらにも倒れず。威力のない弱々しいキックを楽々キャッチされてしまった。

 追加点の大チャンスを逃したアウェーチームは、23分、25分、34分、40分と立て続けに被弾。対して反撃は39分の1得点に留まり、2-4で折り返すと、後半に入って52分と62分にもネットを揺らされた。
 
 モンテレイを率いるドメネク・トレント監督は愕然。スペインの大手紙『Mundo Deportivo』によれば、経験豊富な63歳のスペイン人指揮官は、屈辱の大敗に関して次のように語った。

「我々は悔しい気持ちで帰路につく。試合のスタートは非常に良く、最初の20分間は優位に試合を進め、良いプレーでチャンスも作っていた。しかしPK以降、全てが変わってしまった。試合を支配し、快適な状態にあった我々が、全く逆の状況に陥ってしまった。私のキャリアの中で、こんな出来事は初めてかもしれない」

 レアル・マドリー時代にPKでゴールを量産したS・ラモスは、スペイン代表として臨んだ2020年11月のスイス戦以来、5年ぶりにPKを失敗。直近4回連続で成功させていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】あまりに恥ずかしい…そして痛恨極まりない。S・ラモスのパネンカ失敗

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