「本当に情けない」「言い訳が通用する世界ではない」東京ダービー敗戦後に城福監督が反省の弁「ちょっと前半は名前負けした」【東京V】

2025年09月16日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「絶好のチャンスにし切れない」

東京ダービーで東京Vを勝利に導けなかった城福監督。(C)SOCCER DIGEST

 2025年9月15日、味の素スタジアムで開催されたFC東京戦で0−1の完封負け。東京ダービーで屈辱の敗戦を喫した東京ヴェルディはこれで15位から16位に後退し、危険水域に足を踏み入れつつある。

 試合後、落ち込んだ表情で会見に臨んだ城福浩監督は「絶好のチャンスのところで、絶好のチャンスにし切れないのが出た」と得点力不足を嘆いた。加えて、一瞬の隙を突かれて失点したシーンについても「マルセロ・ヒアン選手が頭ですらしてくるのは分かっていたので、あそこはついていかなきゃいけなかったです」と反省した。

 敗因のひとつは、「ちょっと前半は名前負けした」点にある。
 
「若い選手が多いので、ちょっと前半は名前負けしたというか、情けない。プロ1年目、2年目の選手が今日多く試合に出ましたが、そういう意味では僕がそういうふうにさせてしまったのかなと。もっと彼らに勇気を持って、後半の頭ぐらいの内容を最初からしてやりたかったなという印象です」

 この試合の内容は「受け入れられない」と城福監督ははっきりとそう言った。

「我々の選手層とか、クラブ規模とか、そういう言い訳が通用する世界ではない。そんなことを言うなら辞めたほうがいいんです。その意味では名前負けしてしまったのは本当に情けないです」

 言い訳無用。負けは負け。結果を残さなければ淘汰されるという危機感が、城福監督の言葉には込められていた。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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