【リオ五輪】前回銅メダリストの韓国代表GKが、同僚の大島僚太と原川力に送ったアドバイスとは?

2016年08月04日 いしかわ ごう

ブラジルに旅立つ直前に、ふたりを食事に誘い――。

オーバーエイジとして参加したロンドン五輪で銅メダル獲得に貢献したチョン・ソンリョン。何より大事なのは「初戦」だとアドバイスを送った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 間も無く、リオ五輪の戦いが始まる。前回大会で銅メダルを獲得した経験を持つ川崎のGKチョン・ソンリョンにその話題を振ると、「ロンドン五輪の思い出ですか?ベスト8で怪我をして、痛み止めを飲んで試合に出たことですね(笑)」と、おどけた。
 
 今大会、川崎からは大島僚太と原川力が選出されている。実はブラジルに旅立つ直前にふたりを食事に誘い、日本が躍進するために必要なこととして、こんなアドバイスをしたという。
 
「初戦が重要で、そこで雰囲気に飲まれないことが大事だと伝えました。自分たちは優勝したメキシコが初戦の相手だったのですが、そこで引き分けて『自分たちはできる』という自信を掴むことができました。オリンピックの雰囲気はすごいです。でも、そういう雰囲気の中で自信を持ってやることが大事ですし、そのためにも初戦が重要だと話しました」
 
 前回大会のメダリストが語る初戦の重要性。ナイジェリア戦は、韓国代表のチョン・ソンリョンも熱い視線を送る一戦になりそうだ。
 
文:いしかわ ごう(フリーライター)
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