褒められたプレーではないが
セザール・モンテスのファウルには”二面性”がある。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/本誌特派)
現地時間9月6日にアメリカのオークランド・スタジアムで開催されたメキシコと日本の親善試合はスコアレスドローに終わった。メキシコが無失点で凌げた最大の立役者はCBのセザール・モンテスだろう。
迎えた90分、このDFは明らかに抜け出したFWの上田綺世を追いかけ、距離を詰めると意図的に足を引っ掛けて止めた。ファウルしなければ独走を許し、失点していた恐れがある。
おそらくセザール・モンテスは終了間際という時間帯も踏まえてあのタックルを仕掛けたのだろう。だとするなら、メキシコにとってあれは間違いなくファインプレー。チームを敗戦から救うファウルだったとの見方ができる。
一方で日本からすれば悪質なファウル以外の何物でもない。実際、セザール・モンテスのファウルはVAR介入の結果、イエローカードからレッドカードに変更された。怪我に繋がる可能性もあり、褒められたプレーでは決してない。
迎えた90分、このDFは明らかに抜け出したFWの上田綺世を追いかけ、距離を詰めると意図的に足を引っ掛けて止めた。ファウルしなければ独走を許し、失点していた恐れがある。
おそらくセザール・モンテスは終了間際という時間帯も踏まえてあのタックルを仕掛けたのだろう。だとするなら、メキシコにとってあれは間違いなくファインプレー。チームを敗戦から救うファウルだったとの見方ができる。
一方で日本からすれば悪質なファウル以外の何物でもない。実際、セザール・モンテスのファウルはVAR介入の結果、イエローカードからレッドカードに変更された。怪我に繋がる可能性もあり、褒められたプレーでは決してない。
ただ、勝負に徹した意味でメキシコは試合巧者だと言える。負けてもおかしくないゲームをスコアレスドローに持ち込んだと、そんな解釈もできるだろう。二面性があるセザール・モンテスのファウルは、メキシコのしたたかを見せつけられたシーンでもあった。
選手を故意に傷つける行為は良くないが、セザール・モンテスのファウルもサッカーというスポーツの一部なのもまた事実だ。日本がワールドカップで優勝を目指すなら、メキシコのようなしたたかなチームを倒さないといけない。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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