現地6日にメキシコ、9日にアメリカと対戦
起用法が注目される佐野海(左)と藤田(右)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)
現地9月6日にオークランドで開催されるメキシコ代表戦に向けて、1日から現地で調整を行なっている日本代表。始動2日目の2日には前田大然(セルティック)、菅原由勢(ブレーメン)も合流し、27人全員が揃ったが、三笘薫(ブライトン)だけはまだ個別調整がメイン。初戦を回避し、9日のアメリカ代表戦に照準を合わせる可能性もありそうだ。
こうした中、守田英正(スポルティング)と田中碧(リーズ)の2人が怪我で不在のボランチ陣は、6月シリーズと同じようなフレッシュな顔ぶれで2連戦に挑むことになる。
6月シリーズを振り返ってみると、最初のオーストラリア代表戦は佐野海舟(マインツ)と藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)が先発。後半途中に佐野海と久保建英(レアル・ソシエダ)が交代。久保がシャドーに入り、それまで前目にいた鎌田大地(クリスタル・パレス)がボランチに下がって藤田とコンビを組む形となった。
続くインドネシア代表戦では遠藤航(リバプール)と佐野海が90分間プレー。デュエル強度を武器とする2人が攻守のバランスを取りながら、お互いを活かし合う関係性を形成していた。
こうした中、守田英正(スポルティング)と田中碧(リーズ)の2人が怪我で不在のボランチ陣は、6月シリーズと同じようなフレッシュな顔ぶれで2連戦に挑むことになる。
6月シリーズを振り返ってみると、最初のオーストラリア代表戦は佐野海舟(マインツ)と藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)が先発。後半途中に佐野海と久保建英(レアル・ソシエダ)が交代。久保がシャドーに入り、それまで前目にいた鎌田大地(クリスタル・パレス)がボランチに下がって藤田とコンビを組む形となった。
続くインドネシア代表戦では遠藤航(リバプール)と佐野海が90分間プレー。デュエル強度を武器とする2人が攻守のバランスを取りながら、お互いを活かし合う関係性を形成していた。
森保一監督はこの流れを踏襲するだろうが、今回の対戦相手は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)開催国である強豪。となれば、2試合続けて遠藤が主軸を担う公算が大だろう。32歳のキャプテンが移動を伴う中2日の連戦で180分間プレーするとは考えにくいが、リバプールでベンチスタートがメインになっている彼の出場時間を勘案すれば、2試合連続先発も十分可能なはず。そこに佐野海と藤田を組み合わながら、勝利を目ざしていくと見られる。
「基本的に(一緒に)入る選手には良さを出してもらえればいいのかなと。それを活かすために自分がいると思っているので。彼らは今回、スタメンを奪う気持ちでやるだろうし、そこは期待していい部分。自分もサポートはしますし、僕自身も高いパフォーマンスを出しながらチームを機能させることが大事になってきますね」とキャプテンは普段通り、自分のやるべきことを冷静に見定めている様子。若く代表経験の少ない2人を巧みにコントロールすることができれば、チームが円滑に進んでいくだろう。
「基本的に(一緒に)入る選手には良さを出してもらえればいいのかなと。それを活かすために自分がいると思っているので。彼らは今回、スタメンを奪う気持ちでやるだろうし、そこは期待していい部分。自分もサポートはしますし、僕自身も高いパフォーマンスを出しながらチームを機能させることが大事になってきますね」とキャプテンは普段通り、自分のやるべきことを冷静に見定めている様子。若く代表経験の少ない2人を巧みにコントロールすることができれば、チームが円滑に進んでいくだろう。