「喜ばしい形ではなかったけど、一番大事なのは勝利」浦和MFグスタフソンが語る”手応え&課題”「後半はいつものように悪かった」

2025年09月01日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

「前半もボールを持ちながらミスがあって」

新潟戦で2ボランチの一角で奮闘したグスタフソン。(C)SOCCER DIGEST

 浦和レッズは、8月31日に行なわれたJ1第28節でアルビレックス新潟と埼玉スタジアム2002で対戦。30分にMFマテウス・サヴィオのゴールで先制すると、後半は押し込まれながらも最後まで守り切り、1-0で逃げ切った。

 新潟と戦う前、ショッキングな敗戦が続いていた。8月22日の27節・柏レイソル戦は前半で2点リードも後半の4失点で2-4と黒星。同27日の天皇杯準々決勝のFC東京でも前半に先制しながらも後半の2失点で逆転負けを喫した。

 公式戦で3試合ぶりの白星を目指した新潟戦で、MFサミュエル・グスタフソンは4-2-3-1のダブルボランチの一角でスタメン出場。狙いすました縦パスや、持ち前の展開力を発揮し、59分までプレーした。

 そんな30歳のスウェーデン人は試合後、勝利を素直に喜んだ。

「今日はしっかりと仕事を遂行したと思う。喜ばしい形ではなかったですけども、一番大事なのは勝利。リーグ優勝のチャンスを膨らませるうえで少しながらも着実に前へ進めた状況です」
 
 S・グスタフソンは一方で課題にも言及。劣勢だった後半とともに、前半も満足できる出来ではなかったという。

「後半は、いつものように悪かったです。前半もボールを持ちながらミスがあって。クロスを上げても跳ね返されて拾われて、勢いを消される時間もありました。僕もここにもう1年以上いるので、次のステップに行かなければならない」

 ちなみに、この試合ではMF中島翔哉がリーグ戦で約3か月ぶりに先発出場。その点について、S・グスタフソンはまだまだ未完成であるものの「お互いを理解し、彼のパフォーマンスも良かったし、一緒にプレーできて良かったです」と述べた。

 課題を残しつつもJ1で首位の京都サンガF.C,と勝点差7と、優勝の可能性を残している浦和。9月3日と7日に開催される川崎フロンターレとのルヴァンカップ準々決勝を挟み、次節は9月13日にガンバ大阪と敵地で相まみえる。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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