97分PKでマンUに初勝利献上…昇格組指揮官の不満噴出「最も無味乾燥な競技に」「問題なのは200マイル離れたボックスにいる人物」

2025年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これが現代のフットボールだ——毎分あらゆる場面を四重にチェック」

バーンリーを率いるパーカー監督(左)。(C)Getty Images

 8月30日に開催されたプレミアリーグ第3節で、昇格組のバーンリーが、マンチェスターユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦。2度追いつく意地を見せるも、2-3で接戦を落とした。

 決勝点を浴びたのは、終了間際の90+7分だった。ジェイドン・アンソニーが、アマド・ディアロのユニホームを引っ張ってペナルティエリア内で倒すと、当初は流されたものの、VARチェックの末にユナイテッドのPKに。これをブルーノ・フェルナンデスに決められ、苦しむ名門に今季初勝利を許してしまった。
 
 英公共放送『BBC』によれば、昨季からバーンリーを率いるスコット・パーカー監督は試合後、VARの判定がフットボールを「最も無味乾燥な競技」に変えかねないと言い放った。

「これが現代のフットボールだ——毎分あらゆる場面を四重にチェックする。ピッチ上では主審がファウルを取らなかった。その後、再判定が行なわれた。問題なのは審判ではなく、200マイルあまり離れたボックスにいる人物だ」

 かつてチェルシーやトッテナム、イングランド代表でプレーした44歳の指揮官は、相当不満が溜まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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