「ドレッシングルームでもリーダー」デビュー戦弾のイブラにチームメイトが早くも心酔

2016年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

鮮やかジャンピングボレーでデビュー戦を飾る。

4分に打点の高いボレーを叩き込み、ユナイテッドで華々しいスタートを切ったイブラヒモビッチ。その存在は早くもチーム内で重要なものとなっているようだ。 (C) Getty Images

 今夏にパリSGからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したズラタン・イブラヒモビッチが、7月30日に行なわれたガラタサライとのプレシーズンマッチで、華々しいデビューを飾った。
 
 キックオフから間もない4分、右サイドのバレンシアからのクロスに鮮やかなジャンピングボレーで先制弾を叩き込んだのだ。今夏の初戦ということもあり、前半で退いたが、その存在感は際立っていた。
 
 ユナイテッド加入直後の7月1日には、赤い悪魔の英雄であるエリック・カントナから「ユナイテッドにはキングは一人しか存在しない。君が望めばプリンスにはなれるかもしれない」と言われたのに対し、「俺はユナイテッドの"神"になる」と返したイブラヒモビッチ。その強気発言に違わぬパフォーマンスをデビュー戦で披露したと言って良いだろう。
 
 試合後にはジョゼ・モウリーニョ監督が「チームにもたらしてくれる力の片鱗を垣間見せてくれた」と賞賛したその圧倒的なプレーには、チームメイトたちも釘付けなようだ。
 
 とりわけ、イブラヒモビッチに心酔しているのが、昨シーズンのプロデビュー戦で2ゴールを決め、瞬く間にスターダムを駆け上がったマーカス・ラッシュフォードだ。
 
 試合後のインタビューに応じた18歳の新鋭ストライカーは、「毎日、彼と一緒にいられるのはとても役に立つ。ピッチ内外で彼がどういう人間かを見られるのは凄いことだよ。僕たちは彼から学べる。その機会を活かさないとね」とコメントした。
 
 さらにスペイン人MFのアンデル・エレーラは「紛れもなく世界最高のプレーヤーだ。彼はドレッシングルームでもリーダーさ。みんな彼に従っているよ」と、合流して間もないイブラヒモビッチがすでにチーム内でリーダーシップを発揮していることを明かしている。
 
 ユナイテッドは8月3日にエバートンとの試合でプレシーズンを終え、8月7日にレスターとのコミュニティー・シールドに臨む。8月14日にはボーンマスとアウェーで、プレミアリーグ開幕を迎える。
 
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