「意地見せろ!」コール、ブーイング飛び交う0-4惨敗で…“38歳の鉄人”長友佑都が叩き出した驚異の走力データ

2025年08月25日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

森保監督も評価

京都戦でも存在感を示した長友。(C)SOCCER DIGEST

 2025年8月24日、FC東京がホームで京都サンガF.C.に0−4と惨敗。立て続けのPK献上など自滅に近い形で失点を重ね、スタンドのファン・サポーターから「意地見せろ!」コールやブーイングをされた。

 そんな目も当てられない試合でひとり気を吐いたのが、"38歳の鉄人"長友佑都だ。58分、62分に抜群のオーバーラップから絶妙なクロスをゴール前に送るなど、孤軍奮闘。右サイドバックとして守備の仕事をこなしつつ、チャンスと見るや物凄い勢いでサイドを駆け上がり、敵守備網に切れ目を入れようとしていた。

 ゴール前のクオリティ不足もあってアシストをマークできなかったが、それでもこの日の総走行距離はチーム3位の9.947キロ、スプリント回数はチーム2位の19回と38歳という年齢を考えればいずれも驚異のデータだ。猛暑のピッチでベテランが走って、走って、走りまくっているのだから、天晴れだ。
 
 この試合を視察した日本代表の森保監督も、長友のパフォーマンスを次のように評価していた。

「良いパフォーマンスだと思います。局面でのバトルを制し、チャンスメイクで顔を出せる。試合を重ねるごとにコンディションを高めている印象です」

 文字通り「意地を見せつけた」長友。猛暑をものともせず走り抜く姿に、代表入り"当確"の声は一層高まりそうだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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