【総体】前半戦を盛り上げたベスト11を発表!衝撃ハットの1年生アタッカーも選出!!

2016年07月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

京都橘の岩崎はシュートパターンに進化の跡、対人では相手を圧倒。

全国大会での初ゴールを含む2点を決めた岩崎。京都橘は2回戦で姿を消したが、インパクトのあるプレーぶりだった。写真:平野貴也

 インターハイは7月29日までに3回戦が終了し、ベスト8が出揃った。東福岡が初戦で昌平に敗れ、姿を消すという番狂わせが起きたものの、強豪校が比較的順当に勝ち上がる結果となっている。
 
 熱戦は7月31日から再開されるが、ここでは取材ライター陣の証言から、大会前半戦で輝きを放った11人の選手をピックアップ。サッカーダイジェストWeb独自のベストイレブンを選出した。
 
 Jスカウト注目の選手やセンセーショナルな活躍を見せた選手のほか、初戦で敗れながらも抜群の存在感を放った選手など、多彩なメンバーが揃った。
 
――◆――◆――

FW
岩崎悠人(京都橘/3年)

U-19日本代表の常連で、プロ入りも確実視されるなか、厳しいマークを受けたが、それでも多彩なシュートパターンを示し、2試合で1得点ずつを挙げた。キープ、局面打開ともに対人プレーでは相手を圧倒していた。
 
FW
安部裕葵(瀬戸内/3年)

瞬時の判断の質が高く、正確なボールコントロール、パス、シュートでバイタルエリアでは相手にとって脅威の存在となる。チーム一の得点力を誇り、今大会もここまで2ゴール。
 
FW
鳴海彰人(青森山田/3年)

初戦の中京大中京戦で5ゴールの大爆発。8強進出を懸けた鹿島学園戦でも決勝点を奪うなど勝負強さを見せている。強靭なフィジカルで局面を打開し、フィニッシュへ持ち込む技術は高い。
 
MF
関 大和(流経大柏/3年)

いまだ地区予選から無失点を継続中のチームを中盤の底で支える。縦横無尽に駆け回り、リンクマンとして攻守のつなぎ役となる。また、セットプレーなどでのチャンスメイクも得意だ。
 
MF
針谷岳晃(昌平/3年)

初戦の東福岡戦では殊勲の決勝弾を放って試合を決めた。背筋がピンと伸びた姿勢から、スルスルッと前線に飛び出してはフィニッシュワークまでこなす。技術レベルは相当に高い。
 
MF
渡井理己(静岡学園/2年)

1、2回戦では2試合連続で3アシストをマーク。FW福原との絶妙な連係で大量得点を生み出した。密集地帯から繰り出す針の穴を通すようなスルーパスは圧巻だ。
 
MF
郡司篤也(市立船橋/1年)

公式戦初先発となった1回戦でハットトリック、続く2回戦でも決勝点と決定力を示して、チームのラッキーボーイとなった。スペースを見逃さない嗅覚は絶品だ。

次ページ頭脳派センターバックが存在感を放つ。

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