「日本代表の道を作ってくれた」長友佑都、訃報に哀悼の言葉【釜本邦茂さん死去】

2025年08月11日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「感謝の気持ちを持って」

長友が釜本氏の訃報を受けてコメント。(C)SOCCER DIGEST

 2025年8月10日午前4時4分、かねてから病気療養中だった釜本邦茂氏が大阪府内の病院で肺炎のため逝去。享年81歳だった。

 日本史上最高のストライカーと評された釜本氏は、1968年のメキシコ五輪で日本の銅メダル獲得に尽力。自身は大会得点王にも輝いた。Aマッチ出場は76試合で、男子で歴代最多の75ゴールを挙げるなど、その活躍はモンスター級だった。

 8月10はJリーグの開催日でもあり、味の素スタジアムで開催されたFC東京対鹿島アントラーズ戦(鹿島が1−0で勝利)のあと、現役日本代表の長友佑都(FC東京)が釜本氏の訃報を受けてコメントした。
 
「日本代表の道を作ってくれた方で、僕らはそれを辿って世界に羽ばたきました。本当に偉大な選手でした。感謝の気持ちを持って、僕はこれから日本代表としても世界の舞台で活躍し、結果を残したいです。ご冥福をお祈りします」

 レジェンド中のレジェンドに敬意を表した長友。来年のワールドカップで躍動し、世界一という"タイトル"を釜本氏に捧げたい。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

 
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