「シュートの感覚はすごい」日本代表の“隠し玉”に? 森保監督が欧州で21戦7発の21歳FWを高評価「ゴールを奪う感覚を持っている」

2025年08月04日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「彼の特徴を見られて良かった」

欧州視察から帰国した森保監督。(C)SOCCER DIGEST

 欧州視察を終えた日本代表の森保監督が8月4日に帰国。羽田空港で囲み取材に応じた。

 視察したズルテ・ワレヘム戦でゴールを決めたウェステルローのFW坂本一彩について評価を訊くと、指揮官は「彼の特徴を見られて良かった」と切り出し、こう評した。

「攻撃的な部分で瞬間的にマークを外し、どこにコースがあるのかということも恐らく把握した中でのシュートが、(チームの)3点目につながったと思います。プレーに関わる回数は、試合を通してあまり多くはなかったんですけど、シュートを4本打ってますし、攻撃で得点に絡めている」

「守備の部分では、監督に一番コーチングされながらどんどん強度を上げていったのを見させてもらいました。今度は監督に指示を受けないで、さらに強度を上げて、攻撃も守備もできるようになればいいなと」
 
 昨冬にベルギーへ渡り、昨シーズンは半年で19試合に出場して6ゴール。今季は2試合で1ゴール。21戦7発という得点力は、印象に残ったようだ。

「シュートの感覚はすごいなと。決めたシーンでも3人に囲まれていたと思うんですけど。一回逆サイドに運んで、ポジションをそっちに持っていって、さらにシュート。ゴールを奪う感覚を持っている」

 層の厚い日本代表の攻撃陣に食い込んでいくのは簡単ではない。ただ、トップでもシャドーでも機能する成長著しい21歳は今後、"隠し玉"になってもおかしくはないだろう。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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