新たなタスクを前向きに受け止める
柏戦は後半のスタートから出場した関根。“偽SB”にもチャレンジした。写真:鈴木颯太朗
2024-25シーズンのリーグ・アンで16位に沈み、1部参入プレーオフでメスに敗れて、8シーズンぶりの2部降格を余儀なくされたスタッド・ドゥ・ランス。このクラブに今年1月に完全移籍したばかりの関根大輝は、チーム残留の可能性が極めて高い。
「2部だから、来年のワールドカップ(出場)は厳しいという声もありますし、それは自分も一番分かっていること。でも、ワールドカップは小さい頃からの夢ですし、チャンスがあるからには諦めちゃいけない。活躍すれば絶対チャンスはあると思う。
2部になったらメディアの露出も減るだろうし、圧倒的な結果を残さないと、日本にもニュースが届かないと思うので、そこは個人的にすごく意識して、結果にこだわってやっていきたいと思います」
7月30日に行なわれた古巣・柏レイソルとの親善試合後、関根は改めて語気を強めていた。
この試合でS・ランスは、前半のうちに小屋松知哉のゴールで失点。ビハインドを背負った状態で、後半から伊東純也と関根の2人が登場。巻き返しを図ろうとした。だが、伊東は足首の負傷の影響でギアが上がらず、関根は瀬川祐輔の2点目につながるジエゴの突破を許してしまった。
「2部だから、来年のワールドカップ(出場)は厳しいという声もありますし、それは自分も一番分かっていること。でも、ワールドカップは小さい頃からの夢ですし、チャンスがあるからには諦めちゃいけない。活躍すれば絶対チャンスはあると思う。
2部になったらメディアの露出も減るだろうし、圧倒的な結果を残さないと、日本にもニュースが届かないと思うので、そこは個人的にすごく意識して、結果にこだわってやっていきたいと思います」
7月30日に行なわれた古巣・柏レイソルとの親善試合後、関根は改めて語気を強めていた。
この試合でS・ランスは、前半のうちに小屋松知哉のゴールで失点。ビハインドを背負った状態で、後半から伊東純也と関根の2人が登場。巻き返しを図ろうとした。だが、伊東は足首の負傷の影響でギアが上がらず、関根は瀬川祐輔の2点目につながるジエゴの突破を許してしまった。
関根は右SBからボランチにポジションを変えながら、ビルドアップに加わる"偽SB"的な動きにチャレンジ。プレーの幅を広げようとしていたが、8月11日のリーグ開幕・アミアン戦までに、コンディションを引き上げないといけないのは確かだ。
「シーズンインして2週間半から3週間くらいで、今の状態は5~6割。ゲームをやらないと身につかない体力も、試合をこなしていくうちについてくると思います。
(カレル・ヘラールツ)監督からは、中に入って組み立てる部分を求められていて、意識してプレーしていますけど、もうちょっと有効なところに立てるし、ボールを引き出せると思う。感覚的には(7月27日のモンテディオ)山形戦に比べると、ボールを引き出せた感覚はありました」と、本人も新たなタスクを前向きに受け止めている。
本職の右SBのみならず、右ウイングバック、センターバック、ボランチと多彩なポジションをこなせるようになれば、日本代表に定着する可能性も確実に上がってくる。今季の関根はマルチな能力に磨きをかけることが重要だ。
「シーズンインして2週間半から3週間くらいで、今の状態は5~6割。ゲームをやらないと身につかない体力も、試合をこなしていくうちについてくると思います。
(カレル・ヘラールツ)監督からは、中に入って組み立てる部分を求められていて、意識してプレーしていますけど、もうちょっと有効なところに立てるし、ボールを引き出せると思う。感覚的には(7月27日のモンテディオ)山形戦に比べると、ボールを引き出せた感覚はありました」と、本人も新たなタスクを前向きに受け止めている。
本職の右SBのみならず、右ウイングバック、センターバック、ボランチと多彩なポジションをこなせるようになれば、日本代表に定着する可能性も確実に上がってくる。今季の関根はマルチな能力に磨きをかけることが重要だ。