ストアで13~14万円くらいは使いました
リバプールへの愛を語ってくれたRYUHEI氏。(C)WORLD SOCCER DIGEST
ファン・ダイクに心を奪われ、髪をクラブカラーに染め、ロンドン公演の際にはアンフィールドまで足を運んだ。まさに新世代のKOP(リバプールファンの総称)を象徴する存在、それがダンス&ボーカルグループ『BE:FIRST』のRYUHEI氏だ。赤に魅せられた18歳が、リバプール愛をまっすぐに語ってくれた。
――――――――――――――◆――――◆――――◆――――――――――――――
――まずはリバプールを好きになったきっかけから教えてください。
「小さい頃から僕はダンスと歌ばかりやってきて、他の物事やスポーツに興味を持つ余裕や時間がなかったんですけど、(2021年に『BE:FIRST』として)デビューした後にサッカーを観はじめたら、めちゃくちゃ面白いなと。プレミアリーグを中心にいろいろ観戦するようになって、それで最初に惹かれた選手が、ファン・ダイクだったんです。(23-24シーズンの)ハーランドとのマッチアップも痺れましたね。完璧に止めてましたから」
――ディフェンダーをまず好きになるっていう入り方は興味深いです。そこからリバプールに魅せられていくわけですね?
「はい。昔の動画とかも観はじめて、次に衝撃を受けたのがマネとサラーでした。2人のコンビネーションが素晴らしかったのと、あとはやっぱりあの圧倒的なスピードです」
――RYUHEIさんも足が速いと伺いましたが?
「足、速いです(笑)」
――そういう共通点も、惹かれた理由ですかね。
「そうですね。最初にマネを見た時は、速すぎてビックリしましたね」
――プレミアリーグをよくご覧になるという話ですが、マンチェスター・シティやアーセナル、チェルシーといった名門クラブが他にもあるなかで、なぜリバプールを推すようになったんですか?
「理由のひとつは、代名詞とも言っていい鮮やかなカウンター。(GKの)アリソンのフィードからあっという間に決め切るじゃないですか。局面を一気に引っ繰り返すあの鋭いカウンターは、観ていて楽しいです。それと、ミドルシュートやロングシュートがけっ
こう好きで、そういうプレーを得意とする選手が、時代を問わずリバプールには多いですよね。ジェラードもそうでしたが、そんなクラブのカラーに惹かれた部分もあります」
――お聞きしていると、ダイナミックなサッカーが好きなようですね?
「好きですね。あと、リバプールと言えば本拠地のアンフィールド。ホームゲームはレベルが一気に上がるというか。選手とファンの気合の入り方が違うんですよ。そういう"熱"が伝わるアンフィールドも好きですね」
――画面越しでも独特の雰囲気が伝わってきますからね。サポーターのあのエネルギーとパッションは、唯一無二です。
「リバプールのファンって、長くクラブを愛してきた人が多いイメージです。すごくプライドを感じるんですよね」
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――まずはリバプールを好きになったきっかけから教えてください。
「小さい頃から僕はダンスと歌ばかりやってきて、他の物事やスポーツに興味を持つ余裕や時間がなかったんですけど、(2021年に『BE:FIRST』として)デビューした後にサッカーを観はじめたら、めちゃくちゃ面白いなと。プレミアリーグを中心にいろいろ観戦するようになって、それで最初に惹かれた選手が、ファン・ダイクだったんです。(23-24シーズンの)ハーランドとのマッチアップも痺れましたね。完璧に止めてましたから」
――ディフェンダーをまず好きになるっていう入り方は興味深いです。そこからリバプールに魅せられていくわけですね?
「はい。昔の動画とかも観はじめて、次に衝撃を受けたのがマネとサラーでした。2人のコンビネーションが素晴らしかったのと、あとはやっぱりあの圧倒的なスピードです」
――RYUHEIさんも足が速いと伺いましたが?
「足、速いです(笑)」
――そういう共通点も、惹かれた理由ですかね。
「そうですね。最初にマネを見た時は、速すぎてビックリしましたね」
――プレミアリーグをよくご覧になるという話ですが、マンチェスター・シティやアーセナル、チェルシーといった名門クラブが他にもあるなかで、なぜリバプールを推すようになったんですか?
「理由のひとつは、代名詞とも言っていい鮮やかなカウンター。(GKの)アリソンのフィードからあっという間に決め切るじゃないですか。局面を一気に引っ繰り返すあの鋭いカウンターは、観ていて楽しいです。それと、ミドルシュートやロングシュートがけっ
こう好きで、そういうプレーを得意とする選手が、時代を問わずリバプールには多いですよね。ジェラードもそうでしたが、そんなクラブのカラーに惹かれた部分もあります」
――お聞きしていると、ダイナミックなサッカーが好きなようですね?
「好きですね。あと、リバプールと言えば本拠地のアンフィールド。ホームゲームはレベルが一気に上がるというか。選手とファンの気合の入り方が違うんですよ。そういう"熱"が伝わるアンフィールドも好きですね」
――画面越しでも独特の雰囲気が伝わってきますからね。サポーターのあのエネルギーとパッションは、唯一無二です。
「リバプールのファンって、長くクラブを愛してきた人が多いイメージです。すごくプライドを感じるんですよね」
――ワールドツアーのロンドン公演の時に、列車移動でリバプールまで足を運んだそうですね。オフィシャルストアでグッズもいろいろ購入されたと伺いましたが、その時のエピソードを聞かせてください。
「リクライニング機能がない直角の椅子で片道3時間。Wi-Fiの電波も悪くて、移動中は寝てました(笑)。リバプールには初めて行ったんですけど、ロンドンとはまた景色が違っていて、魅力的な街でしたね。ストアはアンフィールドのすぐ近くにありました。スタジアムツアーには参加できなかったんですが、ミュージアムには入れたのでトロフィーは見てきましたよ」
――オフィシャルストアでは何を購入されたんですか? KOP(リバプールファンの総称)が驚くくらい大量にグッズを購入したと「X」で書かれていましたが。
「買い過ぎだよって、めっちゃ笑われました。選手のサインが入ったレトロなサッカーボールとか、キーホルダーとか、アパレルも。あと1年ちょっとでお酒が飲めるようになるので、エムブレム入りのワイングラスも購入しました」
――最初に飲む一杯は、そのグラスでやっぱり"赤"ワインですかね。
「はい(笑)。なかなかリバプールには行ける機会がないので、結局13~14万円くらいは使ったと思います」
――リバプールを意識して髪の色を赤にカラーリングしたと聞きました。染めたのはいつくらいですか?
「去年の秋だったと思います。優勝したら変えるって言ってたんですけど、まだ変えたくないので続けてます。優勝してほしくて色を赤にしたら本当にタイトルを獲ってくれたので、このまま次はチャンピオンズリーグを狙おうかと(笑)。少し時間はかかるかもしれないですが、ただ来シーズンでも全然(チャンスは)あるんじゃないかとも思ってます」
――補強も順調に進んでいますからね。ちなみに、"推し"の選手は誰ですか?
「ルイス・ディアスです! 足下のタッチも素晴らしいですが、身体全体を使って抜いていくあの爽快なドリブルが大好きでして。昨シーズンは1トップでも起用されていましたが、個人的には左ウイングに入ったほうが魅力を感じます。ディアスのチャンスメーク力がいちばん生きると思うので」
――ずっと好きなのがファン・ダイクで、最近の推しがディアスという感じですか?
「こういう話題って悩みますよね。どのくらい時代を遡るかによっても変わってくるので。過去のレジェンドを含めていいなら、フェルナンド・トーレスも大好きです。ユニホームもよく着ています」
――トーレスはどういうきっかけで好きになったんですか? 多少遡る必要がありますよね。
「はい、昔の試合もけっこう観ているので。トーレスはリバプール時代が全盛期ですよね? 輝き方が半端なかった。まさにストライカーという感じで決定力が高く、抜け出しもめちゃくちゃうまい。かといってトーレスだけを警戒していたら、後方からジェラードが強烈なミドルシュートを撃ってくる。相手にしたら、相当怖いペアだったと思います。ゲームでもトーレスは使ってます。最高のタイミングで抜け出してくれるんですよね。やっぱり好きだなと(笑)」
「リクライニング機能がない直角の椅子で片道3時間。Wi-Fiの電波も悪くて、移動中は寝てました(笑)。リバプールには初めて行ったんですけど、ロンドンとはまた景色が違っていて、魅力的な街でしたね。ストアはアンフィールドのすぐ近くにありました。スタジアムツアーには参加できなかったんですが、ミュージアムには入れたのでトロフィーは見てきましたよ」
――オフィシャルストアでは何を購入されたんですか? KOP(リバプールファンの総称)が驚くくらい大量にグッズを購入したと「X」で書かれていましたが。
「買い過ぎだよって、めっちゃ笑われました。選手のサインが入ったレトロなサッカーボールとか、キーホルダーとか、アパレルも。あと1年ちょっとでお酒が飲めるようになるので、エムブレム入りのワイングラスも購入しました」
――最初に飲む一杯は、そのグラスでやっぱり"赤"ワインですかね。
「はい(笑)。なかなかリバプールには行ける機会がないので、結局13~14万円くらいは使ったと思います」
――リバプールを意識して髪の色を赤にカラーリングしたと聞きました。染めたのはいつくらいですか?
「去年の秋だったと思います。優勝したら変えるって言ってたんですけど、まだ変えたくないので続けてます。優勝してほしくて色を赤にしたら本当にタイトルを獲ってくれたので、このまま次はチャンピオンズリーグを狙おうかと(笑)。少し時間はかかるかもしれないですが、ただ来シーズンでも全然(チャンスは)あるんじゃないかとも思ってます」
――補強も順調に進んでいますからね。ちなみに、"推し"の選手は誰ですか?
「ルイス・ディアスです! 足下のタッチも素晴らしいですが、身体全体を使って抜いていくあの爽快なドリブルが大好きでして。昨シーズンは1トップでも起用されていましたが、個人的には左ウイングに入ったほうが魅力を感じます。ディアスのチャンスメーク力がいちばん生きると思うので」
――ずっと好きなのがファン・ダイクで、最近の推しがディアスという感じですか?
「こういう話題って悩みますよね。どのくらい時代を遡るかによっても変わってくるので。過去のレジェンドを含めていいなら、フェルナンド・トーレスも大好きです。ユニホームもよく着ています」
――トーレスはどういうきっかけで好きになったんですか? 多少遡る必要がありますよね。
「はい、昔の試合もけっこう観ているので。トーレスはリバプール時代が全盛期ですよね? 輝き方が半端なかった。まさにストライカーという感じで決定力が高く、抜け出しもめちゃくちゃうまい。かといってトーレスだけを警戒していたら、後方からジェラードが強烈なミドルシュートを撃ってくる。相手にしたら、相当怖いペアだったと思います。ゲームでもトーレスは使ってます。最高のタイミングで抜け出してくれるんですよね。やっぱり好きだなと(笑)」