スコットランドの名門セルティックは現地７月26日、プレシーズンのコモカップでアル・アハリ（サウジアラビア）と対戦し、１－１で突入したPK戦を５－４で制して勝利。この試合でFW山田新が新天地デビューを飾った。

　今夏、川崎フロンターレからセルティックに加入した25歳のストライカーは、後半頭から出場。60分にはボックス内からのシュートでネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点ならず。結局、結果で真価を証明とはならなかったが、果敢に相手ゴールに迫った。

　そして突入したPK戦では、最後のキッカーを務めると、しっかりと決めて勝利に貢献した。
 

　クラブの公式YouTubeチャンネルで公開された試合後のインタビューで山田は、デビュー戦を終えた心境をこう語った。

「セルティックの一員としてプレーできたことは嬉しいですし、できれば90分の中でゴールしたかった気持ちはありますけど、PKでチームに勝利をもたらせて良かったです。初めての移籍なので、そういう面でも楽しんでいますし、スキルが高い選手が多く揃っているので、新しいサッカーというところで楽しくやっています」

　セルティックは８月３日、リーグ開幕初戦を迎える。山田は「すぐにリーグが開幕しますし、色んな大会が控えているので、自分もたくさん得点して、すべての大会でセルティックのサポーターと喜びを分かち合えるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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