去就が注目される久保建英には、イタリア王者ナポリが関心を寄せていると言われていた。だが、地元報道によると、アントニオ・コンテ監督にとって有力な獲得候補ではないようだ。

　ボローニャのダン・エンドイェを狙っているものの、獲得交渉が難航しているナポリ。これを受け、様々な代役候補の名前があがっている。そのひとりが久保だ。しかし、マッテオ・モレット記者によると、久保は指揮官が望むタイプではないという。

　専門サイト『AreaNapoli』によると、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者のYoutubeチャンネルで、モレット記者は「ナポリは近く、再びエンドイェ獲得に動く」と話した。
 

「提示しているのは、買い取り義務つきレンタル移籍で変わらない。つまりボローニャの希望とは異なるものだ。ボローニャは完全移籍を求めている。両クラブが合意できるか、様子を見ていこう」

「ナポリはエンドイェの代案も検討しており、すでにほかのセンにも取り組んでいる。サムエウ・リノはフラメンゴに大きく近づいているから、現時点でかなり可能性がなくなった。タケフサ・クボもテーブルにあげられているが、簡単なビジネスではない。コンテは別のタイプのウイングを好むだろう。一方で、ラヒーム・スターリングは気に入られており、ほかにもそういう候補はいる」

　相思相愛でなければ、移籍しても成功の確率は下がる。コンテが望むタイプでなければ、久保にとってナポリという選択肢はないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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