「代理人が何を言おうが構わない」元マンU指揮官が名手の放出にNO!選手サイドが望むプレミアリーグ復帰は実現するのか?

2025年07月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

レバークーゼンとの契約は2028年夏まで

プレミア復帰を望むジャカ。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドの前監督で、今夏にレバークーゼンの新監督に就任したエリク・テン・ハーフは22日、スイス代表のMFグラニト・ジャカ(32歳)を手放さない意向を明らかにした。ドイツの複数メディアが伝えている。

 リオデジャネイロでのプレシーズンキャンプに臨んでいるオランダ人指揮官は、ジャカについて「グラニトはレバークーゼンの主力であり、まだ3年の契約が残っている」と強調。同選手の代理人による「サンダーランドと基本合意に達した。ジャカはプレミアリーグ復帰を望んでいる」(スカイスポーツ)という発言も把握している様子で、以下のように続けた。

「代理人が何を言おうと構わないが、このクラブはすでに重要な選手を3人(フロリアン・ヴィルツ、ジェレミー・フリンポン、ヨナタン・ター)売却している。これ以上手放すつもりはない」
 
 ただし、テン・ハーフ新監督に選手の移籍に関する決定権はなく、ジャカの去就は強化部門トップのジモン・ロルフェスを中心とした上層部の判断に委ねられている。そのロルフェスはジャカの重要性を強調しつつも、退団の可能性を排除してはいないようだ。

 レバークーゼンの要求額は2000万ユーロ(約34億円)ともいわれるが、はたして山は動くのだろうか。サンダーランドへの移籍が決まれば、ジャカにとってはアーセナルでプレーした2022-23シーズン以来のプレミアリーグ復帰となる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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