クロアチア１部ハイドゥク・スプリトでプレーする元クロアチア代表DFのフィリプ・ウレモヴィッチが、川崎フロンターレに移籍するようだ。クロアチアメディア『Nogometne Vijesti』によると、契約はすでに成立しており、同選手は間もなく日本へ向かう予定だという。

　ハイドゥクは守備の要を失うことになり、３日後に開幕する新シーズンに向けて急遽補強を模索する必要に迫られている。一方、ルビン・カザンやヘルタ・ベルリンなどでプレーした現在28歳のウレモヴィッチにとって、今回の移籍は収入面での大幅な向上を意味し、「川崎での年俸は、スプリトでの約２倍以上になると見込まれている」と伝えられている。
 

　　同メディアは「ウレモヴィッチはまもなく日本へ飛び立ち、新しいクラブは川崎になる予定だ」と報じ、移籍の具体的な進展状況を伝えた。

　川崎は現在J１で７位に位置し、首位の神戸に勝点８差をつけられている状況。川崎は今夏、DF高井幸大がプレミアリーグのトッテナムに移籍し、CBの補強が急務となっていた。クロアチア代表CBの加入が実現すれば、守備力向上が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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