久保建英が所属するレアル・ソシエダは７月21日、日本ツアーの初戦でJ２のV・ファーレン長崎と長崎ピーススタジアムで対戦。０－１で敗れた。

　ソシエダに同行しているスペインの有名紙『Mundo Deportivo』のホルヘ・セラーノ記者は、日本の新スタジアムに感動したようだ。

「本当に素晴らしいスタジアムだ。観客はキックオフの２時間前から、最高の雰囲気を作り出していた。日本でサッカーを見るのは最高だと思う」
 

　そう驚いた様子で印象を語った同記者は、さらにこう続けた。

「雰囲気は信じられないほど素晴らしい。スペインのスタジアムの90パーセントよりもはるかに良い。彼ら（長崎のサポーター）は心からクラブを愛し、チームを応援している。しかも、自チームだけでなく、対戦相手へのリスペクトが感じられるんだ」

　キックオフ前に、ソシエダのアンセムが流れると、スタジアム全体で手拍子が起きたシーンもあった。熱さだけではなく、クラブ、選手、そして相手への敬意を込めた応援に感銘を受けた様子だった。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

【記事】「本当に日韓戦なのか」アウェー韓国のスタジアムで目にした"異様な光景"【現地発】

【記事】「お前、選手か？スタッフか？」元日本代表主将が"屈辱"の経験。クラブW杯出場チームにホームの練習施設から追い出され…

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての１位は？ Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介