「たまたまです、キャプテン翼です」菊池流帆が東京クラシックで叩き込んだ決勝弾の裏話【町田】

2025年07月20日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「あの瞬間だけ…」

東京V戦の決勝弾について話してくれた菊池。写真:鈴木颯太朗

「今日はたくさんいる。嬉しいなあ」

 声の主は、FC町田ゼルビアのDF菊池流帆。2025年7月20日、東京ヴェルディを1−0と下した試合後のミックスゾーンで複数の記者に囲まれると、彼はまずそう言ったのだ。

 間違いなく、この日の主役である。0−0で迎えた63分、林幸多郎のロングスローから岡村大八が競り合ってフワッと浮いたこぼれ球を、右足のダイレクトボレーで蹴り込んだのが、菊池だったのだから。

 値千金の決勝点を決めた本人は「たまたまです、キャプテン翼です」と回答。狙っていたわけではなく、無意識に身体が動いたという。「あの瞬間だけ僕ひとりでした。気づいたら上にボールがありました」と菊池が証言したとおり、"ド"フリーでのシュートだった。
 
 これでリーグ戦では2試合連続ゴールは、本人曰く「初めて」だ。

「ハチ(同じCBの岡村大八)が(リーグ戦で)3点取っていて悔しいので、巻き返したいです」

 次節の相手は、首位のヴィッセル神戸戦。「本当に強いと思いますし、難しいゲームになるはずですが、絶対に勝ちます」と菊池は必勝を誓った。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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