「エキサイティングな結末は正直いらない」遠藤渓太が独特の表現で浦和との激闘を回顧「相手を殴り続けるスタンスで戦えたのは…」【FC東京】

2025年07月20日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

遠藤が口にした課題とは?

浦和戦で先制点を決めた遠藤。(C)SOCCER DIGEST

 FC東京のファン・サポーターにとって、2025年7月19日に味の素スタジアムで開催された浦和レッズ戦はハラハラドキドキの展開だったかもしれない。

 6分に遠藤渓太のヘッドで先制も、15分と20分に被弾。あっという間に逆転されたが、後半に入ると攻め込む時間帯が増え、67分にマルセロ・ヒアンのゴールで追いつくと、終盤の88分、途中出場した仲川輝人の得点で再び勝ち越したのだ。後半アディショナルタイムには大ピンチもあり、文字通りの激闘だった。

 この一戦を振り返り、遠藤渓太は「前半は1−2でしたが、後半にひっくり返して勝てて良かったです」とコメントした。ただ、2失点しているわけで反省点ももちろんある。遠藤は独特の表現で課題を示した。

「前半で決め切るチャンスがたくさんあったので、そこで決めていれば試合を決定づけることができたはずです。別にエキサイティングな結末は正直いらなかったし、前半で流れを決定づけられたと思います。そこは課題ですね」
 
 リードされても勝てた勝因はなんだったのか。

「2失点目を食らった時はみんな顔が引きつってたし、トーンダウンしていましたが、ハーフタイムで修正できて、相手を殴り続けるスタンスで戦えたのは成長だなと。ここにきて適材適所に選手が配置されていて、球際のところで負けないスピリットも出てきました。(長友)佑都さんや(室屋)成くんがああやって体現してくれると周りに伝染して、良い方向に向かっていったのかなと。本当に大きな勝利と捉えています」

 浦和戦の勝利で暫定的に13位へ浮上。最悪の状態からチームは脱したように映るが、果たして。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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