【J1採点&寸評】横浜 1-1 磐田|ミドルを突き刺した川辺も「7」だが、逆転弾を許さなかった横浜の守護神をMOMに

2016年07月23日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――MOMの榎本は鋭い反応でビッグセーブ連発。

【警告】横浜=なし 磐田=川辺(87分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】榎本哲也(横浜)

[J1第2ステージ5節]横浜 1-1 磐田/7月23日/日産ス
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6
開始直後は相手のハイプレスにリズムを掴めなかったが、徐々に盛り返し、幸先良く先制点をゲット。その後もペースを握り、追い付かれた後も相手ゴールに分厚く迫ったものの、決定力が足りず、勝点3を奪うには至らなかった。
 
【横浜|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
1 榎本哲也 7
アダイウトンの至近距離からのヘッドをはじめ、多くのビッグセーブで勝点1に大きく貢献。鋭い反応と思い切りの良さが光った。失点は相手を褒めるしかない。
 
DF
13 小林祐三 6
序盤は守備に軸足を置いていたが、時間の経過とともに攻め上がる回数が増える。ただ、クロスの精度がやや足りなかった。
 
22 中澤佑二 6.5
ジェイ、アダイウトンの強力2トップをシャットアウト。先手を取るディフェンスで、フィジカル勝負で引けを取らなかった。
 
5 ファビオ 6
エアバトルで優位に立ち、クロスも弾き返してピンチを阻止。ビルドアップでもう少し工夫が欲しかったか。
 
24 金井貢史 6.5
タイミングの良いオーバーラップで左サイドの攻撃に厚みを加える。齋藤との連係も息が合っていた。
 
MF
28 喜田拓也 6
2トップを監視しつつ、鋭い出足で前に出てボール奪取を狙う。相手GKを慌てさせるミドルも放った。
 
8 中町公祐 6
簡単にクリアせず、味方につなげるヘディングでのパスは見事。中村のクロスに飛び込んだ34分のボレーは決めたかった。
 
20 マルティノス 6
サイドチェンジや縦への果敢な突破でチャンスを演出。最後まで相手に脅威を与えたが、勝負どころで抜き切れない場面も。
 
10 中村俊輔 6
中盤でのインターセプトから、先制点をアシストしたマルティノスにパス。得点に絡む活躍も、何本ものCKは相手に防がれた。
 
11 齋藤 学 6
86分の中村のクロスに頭で合わせた決定機は決め切れず。持ち味のドリブル突破でバイタルエリアまでは迫ったが、ゴールは遠かった。

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