2025ピースユニフォームが発表される! 今年のテーマは「末広がりの平和を繋げる」

2025年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

末広がりの平和を表すピースユニフォーム

「この大会を通じて一人ひとりが平和について考え、行動することが未来の平和をつくっていくことになると思います。」と話したピースマッチ発起人の松井一實広島市長(前列右)

 ピースマッチ「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW PEACE MATCH」が、今年も8月7日にエディオンピースウイング広島で開催されることとなった。

 ピースマッチは、2019年に広島と長崎の中学生の試合でスタート。7回目となる今年も広島と長崎のU-15選抜で行なわれる。

 毎年この大会のエキップメントパートナーとしてユニフォームを担当してきたデンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、広島市役所での記者会見で、広島と長崎のU-15選抜が着用するピースユニフォームを発表した。

 昨年までのピースユニフォームは、原爆ドームと平和祈念像をモチーフに、被爆者への追悼や平和への願いを込め、戦争の恐ろしさも踏まえたデザインであったが、被爆80年、平和祈念80年となる今年は、広島と長崎の記憶を次世代に繋ぐため、「PEACE ∞ FOREVER」(末広がりの平和を繋げる)をコンセプトに、着用する選手も平和になれる、やわらかいタッチのイラストで平和を表現したデザインのユニフォームとなった。
 

 従来のピースユニフォームでも採用した広島県と長崎県の平和の象徴に加え、折り鶴や鳩、デイジーなど平和のモチーフを、シャツの全面にイラストで散りばめ、背面にはこの試合のメッセージでもある「SHARE THE PEACE」をプリント。未来を担う若者たちに、平和への感謝と讃えあう"PEACE"の精神を持ってほしい、"PEACE"な世界をつくってほしいという想いが込められている。

 また、胸には平和都市・広島に設立された最初の国連機関である国連訓練調査研究所(ユニタール)のロゴが入り、平和の発信を後押しする。

≪大会概要≫
「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW」は、U-15男子によるピースマッチをメインに、U-17男子による国際ユース、U-16女子やU-12 によるサッカーフェスタなど、サッカーを通して広島から平和の尊さを発信する目的で開催。今回から、開催時期を8 月から来年2 月まで広げ、時期にとらわれずに平和を発信できる大会となった。U-15男子によるピースマッチは、8月7日にエディオンピースウイング広島で行われる。

2025/8/7:Balcom BMW PEACE MATCH(U-15)・8/8:平和学習

2025/8/23-24:U- 12デンタルサッカーフェスタ(U-12)・8/22 平和学習

2025/9/20-23:Balcom BMW CUP広島女子サッカーフェスタ (U-16女子)・9/23 平和学習

2026/2/20-23 Balcom BMW CUP広島国際ユースサッカー(U-17)・2/21 平和学習

 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事