「71年の歴史で衝撃の3連敗」「ホームで優勝カップを奪われた」森保Jに敗れた韓国、母国メディアが次々と報道! ホン・ミョンボ監督には批判「指揮官の力量が際立つ一戦」【E-1】

2025年07月16日 ピッチコミュニケーションズ

「日本の壁、またも越えられなかった」

日本に0-1で敗れた韓国。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 7月15日に開催されたE-1選手権(東アジア選手権)の第3戦で、日本代表が韓国代表を下して大会連覇を達成したニュースは、韓国でも様々な媒体で報じられている。

「韓国サッカー史上初の日本戦3連敗、ホームで日本に優勝カップを奪われることに」(通信社『連合ニュース』)

「71年の歴史ある韓日戦で衝撃の3連敗、東アジアカップで再確認された韓国サッカーの現在地」(スポーツ紙『スポーツ朝鮮』)

「日本の壁、またも越えられなかった。宿題だけ残したホン・ミョンボ」(スポーツ新聞『スポーツワールド』)

 このように韓国代表やホン・ミョンボ監督への当てつけとして日本を引き合いに出す報道が大半を占めたが、日本代表選手が主語や見出しとなった記事もいくつかある。
 
 例えばサッカー専門メディア『Four Four Two KOREA』は、「韓国を沈めた日本代表ジャーメイン、大会新記録となる5ゴールで得点王&MVPを獲得…9月アメリカ遠征招集の可能性」とのタイトルをつけて、30歳アタッカーの今大会での活躍を振り返っていた。

 また、ネットメディア『マイデイリー』は、「韓国完封の好守→史上初の韓日戦3連敗の屈辱、日本GK"シュートがほとんど来なかった"」と報道。サッカー専門誌『インターフットボール』は、「韓国でトロフィーを高々と…38歳の日本代表キャプテン"5度目のワールドカップ出場が目標、行けると思う"」と題して長友佑都を取り上げた。

 そんななかで目を引いたのが、ネットメディア『オーマイニュース』が「東アジアカップ韓日戦、相馬勇紀に足首を掴まれたホン・ミョンボ号」と題した記事で、相馬の活躍を長文で解説。2022年E-1選手権での台頭から今日までの過程を紹介しながら、「再び日本代表のユニホームを着た相馬はキャプテンとして東アジアカップで自身の価値を証明した」と報じた。
 

次ページ「同じ3バックでも、違いは“ディテール”」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事