「単なる金儲け」「楽しめない」レジェンド監督が痛烈批判!過密日程の選手たちには同情も「コンディション調整に苦しむだろう」【クラブW杯】

2025年07月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

鬼の目にも涙?

鬼軍曹の異名をとるマガト氏も今大会への参加は過酷と感じているようだ。(C)Getty Images

 クラブと代表チームで欧州制覇を経験し、現役引退後はバイエルンやシャルケの監督を務めたレジェンド指揮官、フェリックス・マガト氏がクラブワールドカップ(W杯)に疑問を呈した。ドイツ通信社(DPA)が伝えている。

 出場枠が「7」から「32」に拡大され、最大で180億円規模の賞金なども相まって、なにかと話題を集めているクラブW杯だが、マガト氏は「真のサッカーの祭典と言えず、(主催者の)単なる金儲けだ」と指弾。「異なる大陸のクラブ同士が単に競い合っているだけだ。私のように長年サッカーに携わってきた者からすると、力の差が大きすぎて楽しめない」と痛烈に批判した。
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 欧州勢が長丁場のシーズンを戦い抜いた後、大会への参加を余儀なくされている点にも触れ、こう警鐘を鳴らしている。

「ブンデスリーガの競争がそれほど激しくないこと。(クラブW杯出場クラブの)バイエルンにとってはこれが救いだ。そうでなければ、来シーズン(2025-26)の展望は非常に厳しいものになる」

「選手たちはいつ回復すればいい? 彼らは新シーズンに向けたコンディション調整に苦しむだろう」

 鬼の目にも涙──。超がつくほど過酷なトレーニングを課し、選手たちの身体をいじめ抜いてきた"鬼軍曹"も、クラブW杯出場者たちには同情を禁じ得ないようだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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