欧州王者のパリ・サンジェルマンは23日（日本時間24日）、クラブワールドカップのグループステージ３戦目でシアトル・サウンダーズに２－０の快勝。通算成績２勝１敗でグループBの首位を確定させ、ラウンド・オブ16進出を決めた。

　順調な歩みを見せるチームにあって、いわば"蚊帳の外"となっているのが韓国代表のMFイ・ガンインだ。初戦のアトレティコ・マドリー戦で途中出場し、試合終了間際にPKでゴールを挙げるまでは良かった。だが、第２戦のボタフォゴ戦で11分間の出番に終わると、シアトル戦はピッチに立つことすら叶わなかった。

　一方で、2006年生まれのMFセンニ・マユルが先発し、08年生まれのFWイブライム・エムバイエが途中出場したことを受け、韓国メディア『InterFootball』は「若い選手たちに完全に押されている」として、自国のスター選手が置かれている厳しい立場をこう伝えた。

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「交代枠は残っていたが、使われなかった。欠場だ。PSGは幸いにもベスト16に進出したが、イ・ガンインはまたしても笑えなかった。マユルにエムバイエとPSGユース出身のフランス人選手たちがチャンスを得る中で、出場することができない。これが現在の立場を物語っている」

　同メディアは「PSGはイ・ガンインを依然として重要な選手と見なしている」（『Relevo』）という少数派の意見を紹介しながらも、「このような状況が続く中で残留したとしても、来シーズンはまともにプレーできないだろう」と淡々と指摘している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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